ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

所変われば品変わる

2008-01-30 05:54:01 | まち歩き

今年に入り、珍しく東京 、大阪と立て続けに出かけた。東京でエスカレーターに乗ったとき、体は自然と右側に立ち「左側」を空けていた。前を見ればどなたも左側に立っている。「あれ
間違ったのか?」と左側に移動した。急いでいる人は右側を歩いている。しかし違和感がある。習慣というのは無意識に体はいつもの反応をしたようだ。先日大阪へ出かけた時、どなたも右側に立ち「左側」を空けている。ここでようやく東京と大阪は、エスカレーターの通行区分が異なるのだなと認識した。いつも通りの行動で、「どいて!」と言われれば心は穏やかでなくなるはず。関西人であれば「何でやねん」と争いのもとになりかねない。こんなことは交通法規と同じく全国統一できないものだろうか。調べて見れば、そう簡単には統一できそうもない。なぜ、「左右」の違いが生じたかと言えば、歩行の通行区分の違いにある。大阪は、商店街や地下街では左側通行なのに東京は右側通行とのことだ。大阪が左側通行なのは歩道と車道との線引きが原因で、歩道ではどちら側を歩いても、車の心配はないので便利な方を歩く。ウインドショッピングをするとき店が左側にあれば左へ向く方が店内が見やすい。だから左側通行の方が合理的で大阪人の左側通行は、人間の自然の法則にのっとっている。しかし東西のこの習慣の違いも、まだ十数年しか経っていないそうだ。私は歩行者は右側を歩くと交通法規で決まっているので、エスカレーターも「右側を歩く」に統一して欲しい。大阪では「あっち」、東京では「こっち」なんて考えるだけでじゃまくさくい。
[余談]
関東では、電車の乗降が整然としているのには、いつも感心する。大阪であれば電車の扉が開いたとたん、並んでいた列もあっと言う間にグチャグチャになる。この光景を見るたびに、大阪の人に東京の人の爪のアカを、煎じて飲ませたくなる。ああ情けなや大阪の人。

コメント
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