7月31日(木曜日)
リポーターは月亭八光君です。ここは何だろうと入って行ったところは、「山坐(さんざ)画廊」でした。案内された部屋には「山科絵」が所狭しと掛けてあります。
見覚えの顔のお方は、4年前の義士祭(12月)で大石神社で「山科絵」を販売されていた方でした。お手軽価格だったので、そのとき来年の干支の兎の絵を買いました。
買った山科絵は現在も玄関に飾っています。
7月31日(木曜日)
7月29日(火曜日)
久しぶりにタイ料理を食べようと、大津市唐崎神社のそばの「チャーン」へ行きました。あれっ閉まってるぅ・・・・。
定休日を確認して行けばいいのに後の祭りです。お店の駐車場にいると、次々と車が唐崎神社方面に入って来ます。辺りを見渡せば「祭りのため駐車禁止」「臨時駐車場」「7月28・29日みたらし祭」の張り紙が目に入ります。
今日は29日なのでこれはラッキー。どんな祭りなのか行ってみました。唐崎神社前の「みたらし団子」の店は、店の前で大々的に「みたらし団子」を売っています。
それこそ「みたらし祭り」で「みたらし団子」で稼がねば、稼ぐときがないぞと思われます。
境内には社務所が開き、テントも二つ張ってあります。ここでは「茅の輪くぐり」をするにはタダでは出来ません。
萱と人形(ひとがた)を手に持ち「なごしの祓いする人は…」と言いながら3度、茅野輪をくぐります。
葦(よし)は、「悪し」から「良し」に変えるために持つとのこと。なるほど。
湖岸には手筒花火を奉納した方の特別席が設けられています。
夜にはさぞかし賑わうことでしょうね。
トイレに入ると、小便器の前にシールが張って有ります。この神社は「下の病」に、ご利益が有るようです。ぼちぼちリハビリパンツのお世話になる年齢に近づいて来ました。
そのときはお参りしましょうね。「霊松」は相変わらず素晴らしい枝ぶりです。
みたらし祭は、地域の人の健康や厄を祓い祈願する祭事で、茅の輪くぐりの他、湯立神楽、炊き上げ、奉納行事などが行われるそうです。
タイ料理は次の機会に行くことにしますね。
7月28日(月曜日)
昨日は全国的にあちこちで集中豪雨に見舞われたようです。雨が降る前には30度を超えていた気温も一気に10度近く下り、涼しい夜になりました。
今朝は余りにも涼しくて寒さで目が覚めてしまいました。
早く目が覚めれば散歩は観蓮が一番です。6時前に観音堂地区へ行きました。ハス畑のハスをしばし観賞。
葉の上には露が光っています。風が吹けば葉の上で露がころころと移動するので見ていて飽きが来ません。
「NPO法人ホットスペース花しょうぶ」の方が育てている花ハスの場所に行くと、珍しく若い兄ちゃん二人が写真を撮っていました。この鉢植えのハスを管理されているホットスペース花しょうぶの方も見えています。横の水路からポンプで汲み上げた水を次々と鉢の中へ注いでいます。「これは珍しいハスで、八重ですよ」と写真を撮っている私に声を掛けてくれます。ここの鉢植えのハスは10回近く観蓮に来ているので、知り尽くしていますがそこは大人の対応をします。このハスは「大酒錦」です。
花びらにコガネムシが2匹美味しそうに葉をかじっています。
先日の観蓮会の時に見た花びらの穴はコガネムシが犯人と知りました。自分の畑の野菜をかじっているのであれば捕殺するのですが、余命後二日の花ハスです。見守りましょうね。
「このハスは中国のハスです。開花すれば剣を持って舞っている姿に見えますよ」と鉢に水を注いでいる方が言ってくれます。何と言うハスかなと鉢に書いてある名前を確認すると「剣舞」です。
このハスの凛とした美しさには、私も一目置いていました。明日の朝には観れます。早起きしたら行きたい所です。ハスの種類により開花時期が異なります。ここの鉢植えのハスを全部観ようとするならば、1ヶ月通わねばなりません。先日の観蓮会では咲いていなかった「大賀蓮」が今朝は咲いていました。
本日開花していた美しい花ハスをどうぞ!
北稲
八間
中日友誼蓮
中国古代蓮
篠山城
精華
青菱紅蓮
黒坊東
国道24号
瑞祥
金輪蓮
毎葉蓮
巨椋の白鳥
大喜鵲頭
【参 考】
大賀ハス(おおがはす)は、1951年(昭和26年)、千葉県千葉市検見川(現・千葉市花見川区朝日ケ丘町)にある東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総
合運動場)の落合遺跡で発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)のこと。発見した大賀博士の名前から命名。
7月26日(土曜日)
先週二男夫婦が帰省して来ました。花火の話しになり、「花火は遠くで観るだけで、近くで花火を観たことがない」と若嫁が言います。
「お父さんの故郷の”とまり夏まつり”の花火は頭上でドーン!と観れるよ。来週の土曜日に”とまり夏まつり”があるので、一緒に観に行かない?」と女房が提案しました。
花火大好き夫婦は異論は有りません。金曜日の夜に我が家に泊まり、朝6時出発で鳥取へ出かけました。この時期は子どもが夏休みに入り、行楽地へ出かける方が多く、中国道は予想外に渋滞しています。1時間も走ればいつもは神戸、有馬出口くらい行きますが今朝は2倍くらい時間がかかっています。
これが幸いして、10時開店の「大江ノ郷(おおえのさと)自然牧場(鳥取県八頭郡八頭町橋本877)」で、美味しいスイーツを食べることが出来ました。
鳥取市では息子夫婦が推奨する賀露港の「かろいち」でカマボコ、チクワの試食を心行くまで味わい、橋本牧場のジェラートを食べれば息子夫婦は大満足です。
昼食は実家の近くの「遊漁」で”イガイ飯”を食べれば、残すは夜の花火だけです。
妹の家で夕方まで一休みをして、夕食は親類の皆さんが盛大な「ウエルカムパーティー」をやってくれました。
こんなことは、還暦祝いか法事のときしか有りません。
腹一杯のご馳走にあずかり申し訳ない気分です。打ち上げ花火会場は泊漁港で、午後3時に妹夫婦が花火見学の場所取りをやってくれています。
例年のことながら打ち上げ開始は8時40分です。時間は9時までの僅か20分間の楽しみです。
8時を過ぎたので港会場へ出かけました。会場には露天が並び、ステージでは若者が演奏をやっています。
花火見学の場所は、最前列の特等席でした。
目の前は海です。定刻になりドーン!と花火が打ちあがりました。
そこから休むことなく、連続して花火が打ち上げられ、美しさに見惚れます。
これは見事と思えば、どこからとなく拍手が沸き起こります。9時5分に花火は終わりました。小さい村の花火大会なので、お金が問題になります。大企業が地元にあれば寄付を期待できますが、それは無理です。来年も開催してくれることを祈るだけです。
帰路は息子が神戸まで運転してくれました。若嫁も今回の”とまり夏まつり”を大満足をしてくれ、誘った甲斐が有りました。神戸着1時5分。我が家には2時無事に帰宅。正に日帰り弾丸花火ツアーでした。睡眠不足でタフが売りの私もさすがに疲れました。
7月24日(木曜日)
祇園祭の山鉾巡行が今年大きく変わりました。約半世紀ぶりに17日と24日の2日間に分けられ、150年ぶりに大船鉾の復帰です。戦火や幾多の変遷を経てきた山鉾巡行の歴史の中でも特別な年となりました。
記念すべき特別な年の祇園祭山鉾巡行(後祭)は、暑くとも生で観なければと出かけました。後祭の巡行は前祭の逆をたどります。
四条河原町に先頭の山鉾が通過する時間は10時50分の予定なので、少し早めに行き来るのを待ちました。
京都四条河原町は人であふれ返って、熱気ムンムンです。団扇なくして、とてもじゃないがじっとしてはおれません。四条河原町に多くの人が集まるのは、豪快な「辻回し」を見るためです。山鉾が来る前に「花笠巡行」がやって来ましたが、見物人が多くチラッとしか観れず汗が吹き出て来ます。
こりゃたまらんと、早々に見学場所を三条側に100メートルほど移動しました。少しの移動で写真も楽に撮れ、約1時間巡行を楽しみました。現地で楽しむのも今年が最後になるでしょう。京都では後祭も9時から2時間テレビ中継が有ります。家でビール片手に巡行を見るのが、私には合っているようです。
平成26年(2014年)の巡行順
後祭(24日)の巡行
1.橋弁慶山(くじ取らず)
「くじ取らず」で、あとの巡行の1番目に行く。(2012年よりくじ取らず)弁慶と牛若丸が五条大橋で対面する場面を現している。弁慶の手足にまかれた縄は心身壮健の願いを込め、宵山に授与される。
2.北観音山(くじ取らず)
「くじ取らず」で、あとの巡行では橋弁慶山に次いで2番目を行く。 真木の代わりに立てる松の木は、毎年鳴滝から2本届けられ、南観音山と北観音山の代表がクジを引いて良い方の松を選ぶ。今年は松の選択権は北観音山が得た。真松に、今年新調した木彫りのハトとオナガドリが松にとまっている。
3.八幡山
八坂のお祭に八幡宮を山に祭っているのは不思議だが、当時から八幡宮信仰が厚かったということが伺える。 夫婦円満を象徴する雌雄の鳩が向かい合って鳥居に止まっている。
4.浄妙山
平家物語の宇治川の合戦に因んだ山。筒井浄妙が橋を渡って一番乗りをしようとした時、後から一来法師がその頭上を飛び越えて先陣をとってしまった様子を表している。
5.鈴鹿山
伊勢の国・鈴鹿山で人々を苦しめた悪鬼を退治した説話に因んだ山。真松には沢山の絵馬がつけられ、巡行後、盗難除けのお守りとして授与される。
6.南観音山(くじ取らず)
「くじ取らず」。真木の代わりに立てる松の木は、毎年鳴滝から2本届けられ、北観音山と南観音山の代表がクジを引いて良い方の松を選ぶ。真松の下枝には「尾長鳥」が止まっている。
7.鯉山
龍門の滝を登った鯉は龍になるという中国の伝説の、立身出世を意味する「登龍門」の言葉を表している山。御神体の木彫りの鯉は全長1.5mもある。
8.役行者(えんのぎょうじゃ)山
日本に古くからある修験道を主題にした山。修験道の大本山聖護院から約50名の僧侶を招き、会所前で護摩木が執り行われる。 今年は聖護院から招いた本物の山伏が初めて巡行に参加した。写真は聖護院の中村執事長(56歳)
9.黒主山
謡曲「志賀」に因み、大伴黒主が桜花を仰ぎ眺める姿が表されている。山を飾る桜の造花は、家に悪事を入れないお守になる。
10.大船鉾(くじ取らず)
「くじ取らず」で、後祭では唯一の鉾。2012年に142年ぶりに唐櫃巡行。今年150年ぶりに鉾で巡行復帰。全長7.47m、幅3.25m、高さ6.25m 。車輪は菊水鉾の古い車輪を寄贈されたものです。