道路を掃き掃除していれば、隣の家のザクロ(柘榴)の花が落ちてきた。
見上げれば初夏の青い空にザクロの赤い花が映えている。ザクロの花の色は好きな色の一つだ。晩秋になれば実が大きくなり,ぱっくりと割ったようにはじける。
割れたら食べごろの合図である。熟れた真紅のツブツブの実を剥がし、実を口に含みしゃぶって”ペッ”と吐き出す。ガキの頃は友達の家でよく食べたが、酸っぱかったの印象しか残っていない。同じ様に口からペッの仕草をする果実にアケビがあるが、こちらは対照的にとても甘い。
美味しい果物があふれる世の中になれば、ザクロなんて誰も見向きもしないだろう。ザクロの花を見れば、半世紀前の思い出が蘇ってくる。
【豆知識】
1.ザクロの効果
・皮膚にしわの目立つ人:エストロゲンが低下すると皮膚のコラーゲンやエラスチンも減少する。
・女性らしさをお好みの方:エストロゲンの補充により女性ホルモンの働きを活発にする。
・つややかな黒髪、更年期障害でお悩みの方:女性ホルモンの低下をエストロゲンにより補充する
2.カクテルに使用される「グレナデンシロップ」は、ザクロのフランス語、グレナチュールに由来するものでザクロ果汁から作られます。
3.ザクロは中近東地方、ペルシャを原産国とする落葉樹の果実です。ペルシャは現在のイランです。ザクロは原産地のイランはもとより古代国家では高貴な果樹として珍重され、さらには生薬として大いに愛用されていました。
4.ザクロは落葉樹なので、乾燥した夏の強い日光と寒く厳しい冬が必要です。栽培には、海抜1600mの高地が最も適しています。6月には赤い花を咲かせ、秋には赤い果実を結びます。今となっては、世界中でひろく栽培されていますが、イラン産、カルフォルニア産が有名です。日本でも栽培されています。最高級品とされるイラン産でも200種類以上あるといわれています。
5.ザクロの産地別比較:一般的に日本のものは、庭木として植えられていることが多く、果実は小さく酸っぱいので食用にすることはちょっと向いていません。イラン産のものは直径が15~20cmと大きく重さは0.5~2kgぐらいあるものまで品種も豊富です。街でよく見かけるのは、カルフォルニア産でしょう。
成分も品種により全く異なることがあるので注意が必要です。例えば、日本薬局方にも収載されているザクロの根や樹皮「ザクロ皮、石榴皮」に含まれるアルカロイド類のペレチエリン類が産地により含量が異なることがわかっています。徳島の吉野川流域のものには、ペレチエリンは含まれず、イソペレチエリンを多く含んでいます。
薬用として長い間、珍重されてきたザクロ、実は「黒ザクロ」です。イランの一地方でしか育ちません。熟すと表皮が真っ黒になり、小ぶりで果実のひとつひとつが大きく濃厚で緻密です。種皮が薄く、種子は豊富です。これが他のザクロと全く違う点です。果実の取扱いはせず、イランでは伝統医学医師、民間薬博士により扱われています。
5月29日(金曜日)
プールの帰りに我が家御用達の地元の小さなスーパー○田屋に立ち寄った。外のテントの特売場に台湾産マンゴーが山積みされている。
鼻を近づけ匂いを嗅ぐもラップが邪魔をし匂いが分らない。生まれてこのかた、台湾産のマンゴーは一度も口にしたことがない。1個380円と安く、ものは試しだ、安物買いの銭失いを承知で1個買った。
店内に入り次に目にしたのは、フィリピン産のペリカンマンゴーだった。こんな可愛らしいマンゴーは初めて見た。1個99円と安いので2個買った。
次のコーナーには、あの宮崎県の東国原知事が宣伝しまくっている完熟マンゴーだ。値札を見ると1,980円だった。都会ならいざ知らず、ど田舎でこんな高い値札がついているものを、一体どれくらいのお客さんが買うのだろうか。
競馬で勝って帰りに寄ったのであれば買うかも知れないが、平常時には食指が動かない。誰かが差し上げると言うのであれば喜んで食べるが、いくらなんでもこんな高価なマンゴーを食べれば口が腫れてしまう。沖縄旅行で買うとしても、1個600円以下でなければ買う気がしない。外国産は沖縄産のマンゴーよりも不味いと、誰しも言っている。ネットで調べれば同じ外国産でも、台湾産アップル・マンゴーは美味かったと評価している方がいた。一体どんなものか明日が楽しみだ。
私の評価は次の3つの中で果たしてどれを選択するのだろうか。外国産を食べたことのある方はどんなもんでしたか。
1.2度と食べる気がしない。 2.値段からすればこんなものだ。 3.お買い得だ。
抜いても抜いても生えて来るのは「ドクダミ」だ。私の頭髪もこうであれば悩みの一つは消えるのだが・・・。今このドクダミの花が、庭のあちこちで満開だ。
愛妻に、花には一重と八重(正確には総苞片が八重状になっている)があると教えてもらった。
ただ漠然と見ているだけではそんなことは気付きもしない。どれどれと確認すると”なるほどだワールド”。こんなことを言えば姪っ子からオジンギャグと冷やかされそうだ。まてよ、こんなテレビ番組があった頃には生まれていないかな?意外と「それ何」と突っ込まれるかもね。
八重の花のドクダミは珍しいので、友達からもらい植えたそうだ。そんなこと草刈正雄の私は、初めて聞きました。今までおかまいなしで、せっせと引っこ抜いていたがこれからはどうしましょ。しょうもないことで頭を使えば貴重な毛が抜ける。今まで通りで抜きましょう。
ドクダミの薬効は大昔から知られ1000年の歴史がある。ドクダミの呼び方は、「毒を矯(た)める」「ドクダメ」からついたようだ。干して乾燥させたものを十薬(じゅうやく、重薬とも書く)という。元職場の女性に”どくだみ茶”を毎日飲む方がいて、この時期になると刈り取り干して差し上げたものだ。ドクダミ茶は飲んだことは無いが、美味しいお茶ではないそうだ。良薬は口に苦しというところだろうか。一丁飲んでやろではないか”ほし~いの”と言う方には差し上げます。
もちろん32歳のグラビアアイドル”ほしのあき”さんは欲しいに決まっているので送りましょうね。
【豆知識】
1.開花期は5~7月頃。茎頂に、4枚の白色の総苞(花弁に見える部分)のある棒状の花序に淡黄色の小花を密生させる。本来の花には花弁もがくもなく、雌しべと雄しべのみからなる。
2.どくだみの薬効:どくだみの葉や茎をすり潰して得た青汁を塗ると、切り傷、オデキ、ニキビ、蓄膿症、水虫、皮膚病などに優れた薬効を示し、青汁や乾燥どくだみを煎じた汁を服用すると、高血圧、肩こり、便秘を改善してくれます。また、どくだみは服用すると利尿作用によって解毒の効果があり、多くの病気に対しても改善する効果があります。さらに、皮膚病に効果的なので病気の治療だけでなく、美容目的でどくだみを使用したりもします。どくだみは薬効が高いだけでなく、とても多様な症状を改善するのが特徴なのです。
3.ドクダミ茶の作り方:6~7月の開花期の地上部全草を鎌などで刈り取ってヒモで束ね、雨や夜露の当らない風通しの良い軒下に吊るして陰干し乾燥させる。
4.飲み方:1日量5~15グラムを600ccの水で煎じ、1日3回に分けて服用する。薬草を煎じる時は、土ビンや耐熱ガラスやホウロウ鍋などを使う。鉄製のやかんや鍋は、タンニンなどの有効成分が鉄分と反応して変質してしまうので禁物。また、沸騰させてしまうと熱で破壊されてしまう薬用成分もあるので、60℃のとろ火で30~60分かけてゆっくり煎じる。
5.生葉には、デカノイルアセトアルデヒド、ラウリノールアルデヒド、クロロフィルなどの成分が含まれているが、乾燥してしまうとそれらは飛んでなくなる。
乾燥葉にはフラボン成分(クエルチトリン、イソクエルチトリン)などの成分が残る。
5月27日(水曜日)
今日は私の65歳の誕生日だ。孫が幼稚園に行く前に、私の寝床まできて「じ~じ誕生日おめでとう」と言って、起こしてくれた。時計を見れば8時を過ぎている。いつまで寝ているのだと言われそうだが、目が覚めた時が私の起床時間である。愛妻の口付けで起こされたのであれば、きっと気絶していたことだろう。
この一年は、痛風を発症したくらいで概ね元気であった。65~74歳は前期高齢者と言うそうだが、カンベンしてくれ~と言いたくなる。市役所からは介護保険の第1号被保険者となったので「介護保険被保険者証」が送られてきた。介護サービスが必要になればこの保険証がいるのだが、せいぜい酒を飲みすぎての介護くらいなもので、当分の間は見ることもないだろう。
頑丈に育ててくれた両親と、結婚後の食生活に気を配ってくれた愛妻には、誕生日が来るたびに感謝している。来年の誕生日も元気で迎えたいものだ。
[祝福の嵐]
鳥取の妹の旦那さんからは”勝手気ままな生活が送れるのもよき妻、よき家族がいることを忘れずに長生きして下さい。”と説教され、
和歌山の夏海さんからは”ゆみちゃんは、いつまでも、お元気で居られると思いますよん♪若いエキスが、あちこちにいっぱいあって、刺激されて、ええでしょ♪”とおちょくられ、
群馬のカニさんからは”あら、おめでとうさん・・・・何もプレゼントがなくてゴメンです(^^) ”とがっかりさせられ
関東のサメさんからは”ゆみちゃん「ハッピーバースデー、ツーユー」65歳おめでとうございます。私もゆみちゃんのブログ見ましたが、凄いからだですよね、でもちょっと油断するとボヨヨ~ンの元の身体に戻ってしまうからやはり節制は継続するべきですね。
そして何よりも本人よりも奥さんが望んでいらっしゃるんじゃないですか?あの、かっこいいマッチョな身体を・・・いや!違います。中身です。内容です。でも喜んでいらっしゃると思いますよ。へへへへへ。”とよいしょされ
同じく関東のフグさんからは”ゆみちゃんは今日でめでたく65歳、おめでとうございます。このフグの夢は、沖縄に移住して、年金生活で毎日泡盛飲んで、シーサー作って、熱帯魚に囲まれた生活です。早く65歳になりたい! ”と羨ましがられ
兵庫のちえりん♪ さんからは ”ゆみちゃん お誕生日おめでとうございます!!!お祝いに この間みなみと出かけた 北海道の画像をどーぞ♪ ”と雪山の画像で腹いっぱい雪を食べさせてもらい
東京の中学の同級生のK子さんからは”タクトを振る動画、ハッピーバースデーの曲”をプレゼントして頂き、一人ニヤニヤ口ずさみ誠に嬉しい誕生日でした。