ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

松尾大社の巨大絵馬を見てきた

2009-11-29 00:11:47 | まち歩き

11月28日(土曜日)


11月26日の京都新聞の朝刊に 「トラの勢いで脱デフレ」 「西京・松尾大社に巨大絵馬」 のニュースが出ていた。

Ws000000

”京都市西京区の松尾大社の拝殿に25日、来年のえと「寅」を描いた巨大な絵馬がお目見えした。記念撮影する参拝者や、年賀状作りのためにカメラを構える人もいて、早くも迎春ムードが漂った。絵馬は高さ3.2メートル、幅5.5メートル。1983年から続く恒例行事で、原画は左京区の日本画家藤原みていさんが手掛け、同大社の出入り業者でつくる「松尾会」が奉納した。張子のように描かれたトラに、お酒の神様をまつる同大社らしく、ひょうたんと杯の絵が添えられいる。初孫の七五三参りで訪れた近くの中小路勇さん(72)は「トラの勢いにあ
やかり、来年は元気で景気の良い年になってほしい」と話した。”

こんなデカイ絵馬は今まで見たことがない。今年出す年賀状の写真は、これに決めた!。 決めれば早速に行動せねば男じゃない。善は急げ~。
松尾大社は嵐山にある。今の時期、京都は紅葉狩りで、町中は車でごった返している。電車で行くのが賢い選択だが、近くまで行ってタクシーの手もある。空を見上げると曇っているが、天気はなんとかもちそうだ。どうしょうかと思案をしていては日が暮れる。正午の時報が出発の合図だった。国道9号線までは比較的スムースに走れたが、嵐山に行く道に入ると、とたんに渋滞し始めた。どうしょうか、今日は行くのを止めて引き返そうか。そうこうしていると、阪急桂駅が見えた。次の駅は松尾駅で松尾大社はすぐそこだ。赤い大鳥居が見えてきた。一の鳥居をくぐり突き当たりを右に行くと駐車場があった。何と言っても駐車料金が無料とはありがたい。車での観光客は以外と少なく、半分くらい空いていた。
松尾大社には初めて参拝した。

2009_11280001

松尾大社は賀茂神社と並び京都最古の神社といわれ、時代劇のロケに使われるだけあり、楼門、

2009_11280004

舞殿、

2009_11280018

拝殿

2009_11280013

どれも想像していたよりも立派だ。
目的のジャンボ絵馬は舞殿の正面に、でんと奉納されていた。

2009_11280029_3

1枚パチリ。どんな年賀状に仕上がることやら。
境内では「樽うらない」と称して初穂料300円で弓矢を3本もらい樽にめがけて矢を放つ。

2009_11280022

見事に当てれば何がしの物がいただける。これが以外と当たらない。
松尾大社は中世以降、酒造の神様として、全国の酒造家などから信仰を集めているそうだ。これは、天平5年(733年)に社殿背後より泉が湧き出たとき、『この水で酒を醸すとき福が招来し家業繁栄する』との松尾の神の御宣託があったことに由来しているという。そのため全国の酒造家より酒樽が山のように奉納されていた。

2009_11280014

この他無料で見学できる、「お酒の資料館」がある。ここには昔の酒造用具などが展示されている。

2009_11280044

2009_11280037

2009_11280038

2009_11280040

2009_11280041

2009_11280042

今日は特別な日なのかテント内で、近隣の農家が京野菜やら

2009_11280048

2009_11280047

冨有柿を持ち込み販売していた。大枝の冨有柿は見るからに美味しそうだ。

2009_11280046

しかも今まで見たことのないような大きさだ。1箱2,500円(8個入り)を買いたかった。あいにく店開きまで30分待たねばならなかったので、買うのをあきらめた。
庭園拝観もしたい所だが、爺さんがデイサービスから帰ってくるので、3時半には帰らねばならない。またの機会にしましょうね。

【メ  モ】
〒616-0024  京都市西京区嵐山宮町3
TEL (075) 871-5016
阪急電車「松尾」下車徒歩すぐ。
専用駐車場有り  : 無料
拝観時間  境内は拝観自由
庭園拝観  大人 : 500円 学生 : 400円  子供 : 300円
磐座登拝  大人(高校生以上) : 1000円  子供(小・中学生) : 500円

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつまで起きているのですか!

2009-11-28 22:13:29 | ペット

道の掃き掃除をして玄関に入ろうとしたところ、足元にヘビが!
可愛らしい顔をして脅すなよ。頭の形を見ると毒のないヘビだ。

2009_11270001

連日のバカ陽気で冬眠をしそびれているようだ。マムシであれば即、ぶった切っていた。 「ぼちぼち寝なさい、いつまで起きているの」 とカメラを向けると、 「来年の春までゆみちゃんの顔が見れないので」 と恥ずかしそうに石垣の中へ消えた。ういやつだ。

ヘビは変温動物で、哺乳動物のように体温調節は出来ない。従って活動できる体温は、外界の温度に左右される。夏服しか持っていなければ、冬期には冬眠するしかないのです。
マムシは冬眠前の栄養補給のため、活動的になっている秋が恐いんです。草むらに入るときは下を見るのですよ。間違っても踏みつけないように。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

可憐な”つつましい桜”を見てきた

2009-11-28 04:47:25 | 

11月26日(木曜日)


3日前、家族3人で和束町の茶まつりに行った帰りに、宇治田原町で愛妻が、「これが10月桜だよと」と教えてくれたが、運転をしていてはチラッとしか見ることが出来なかった。
どうしてここに咲いているのを知ったのかと思えば、友人とこの近くに食事に行ったとき、教えてもらったと言っていた。
この時期に桜が咲くのは珍しいので、プールへ行く前に足を延ばした。15分ほど走れば桜の咲いている場所へ到着した。(ガードレールの上が307号線)

2009_11260007

満開の時期は過ぎている感じだった。

2009_11260002

春に見る桜とは、花の大きさが一回り小さい。つつましくて可憐だ。そう、まるで貴女のようだ。

2009_11260003_2

2009_11260004_2

今日は天気も良く気温も高いので、桜が咲いていても違和感はない。
ブログにアップする前に、一応調べて見た。やっぱり調べて見るものだ。本日見た桜は 「10月桜」 ではなく、「冬桜」だった。何が違うかと言えば「10月桜」は花が八重である。

Ws000000

全体のつぼみの3分の1が10月頃から咲き、残りの3分の2は春に咲く。一粒食べて2度美味しいだったかな?一度食べて2度美味しい?ドッチだったか思い出せないが、そんなコマーシャルがあったでしょ。それそれ。 「冬桜」 は花が一重で別名:コバザクラとも言われている。
冬桜は群馬県鬼石(おにし)町の桜山公園にある冬桜が有名で、12月1日の桜山祭りには満開になるそうだ。桜山公園の冬桜は昭和 12 年に国の「名勝及び天然記念物」に指定され、 約7,000本もの冬桜は、それはそれは見事なものだ。ヒマとお金があれば、足を延ばして堪能してたもれ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野生天然猪肉は、いらんかね~

2009-11-27 00:09:30 | 通販・買い物

国道307号線を走り信楽(しがらき)に行く途中に、大福屋という野生天然猪肉専門店がある。

2006_122600051

2006_122600251

信楽にドライブをした方は、店の前の国道のガードレールに、狩猟したイノシシの皮がぶら下がっている光景を見たことがあるだろう。狩猟が解禁になるのは11月15日から翌年の2月15日までである。
ここを通る時の楽しみは、ぶら下がっている毛皮の隣のプレートに、手書きされている講釈を読むことだ。久しぶりにここを通ったので、立ち寄った。

2009_11230151

プレートに書かれた講釈を読めば、思わずムフッと笑うやつがある。

2009_11230146

2009_11230149

2009_11230150

写真を撮っていると、赤いジャンパーに手ぬぐいの鉢巻をしたオッサンがそばに寄ってきた。 「これはワシが考えて書いているんや、最近はこれを楽しみにしている人が増えてね」 「そうでっか、好きなことを書けてよろしいな」 。オッサンのお気に入りは ”あわてもののいのしし” だって。

2009_11230148

昨日解体した”メタボいのしし”は、そばに行くと、獣独特のナマ臭い臭いがしてくる。

2009_11230147

干している皮はどうするのかと聞けば、捨ててしまうそうだ。昔であれば雪深い山に入る時、マタギが腰に巻いたかも。帰ろうとしたら「わしの写真を撮ってくれ」とせがまれた。

2009_11230152

この店のオヤジさんは変わってる~。おもろいオッサンだ。
私はイノシシ肉は好きでないので買わないが、この店は何年経っても3人前が3,000円だ。この店で買った方の評価は”とても美味しかった”そうだ。愛妻はこの店の自家製の”モチ”がお気に入りと言っていた。ここのモチはつきたてなので人気があり、直の間に売り切れになるようだ。3年前に立ち寄った時は、冷蔵庫の中から皿に入れた猪肉を出し見せてくれた。「この皿で4,000円ですが、こんなにいらない方には100グラムでも売りますよ」と言ってくれたことを思い出した。
それより何より、プレートの文句をどんな方が書いたのか興味津々だったので、これが判明して、3年越しの便秘が解消した気分になった。オッサンの話では結構頭を使っているとのことだが、これくらいの文章であれば 「ゆみちゃんにまかせなさい」 とノド元まで、出かかった。

例えば「オス63.5kg 65歳 毎夜若いメスいのししを求めてほっつき歩き、スナックで睡眠導入剤を飲まされ倒れているところを銃殺 猟師山口氏」

【参 考】
1.3年前のオッサンの講釈と私の感想。
「オス100kg28歳他の猪の奥さんに手お出して不倫で銃殺 いけめん猪ひろし 猟師木村さん」
「談合事件でオリニは入る長池のオシドリ夫婦後追い自殺六十二歳 平成15年11月二十日 猟師森氏」
内容は大体理解できるが・・・・書いた方はかなり年配の方であろうか。
2.野生天然猪肉専門店 大福屋
住所:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田184
電話:0774-88-3967

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貴女ならどうする?

2009-11-26 00:06:48 | まち歩き

京都へ行くときの電車内での出来事。

Ws000000

乗った電車が快速だったので、横一列に座る座席でなく、4人掛けの席だった。

Ws000001

4人掛けの席に女性が二人座っていて、お互いが空いた席に、大きな荷物を置いていた。私がそばに行くと、二人とも荷物を手に持ち席を空けてくれた。そこに座っていると、次の駅で二人連れの70代後半のオバサンが乗ってきたが、一人しか座れない。通路の横の席には女子大生が3人座り、空いた席にバッグを置いている。車内には立っている人が何人もいた。この状況を見れば、席を占領しているバッグをのけるだろうと思っていたが、話に夢中でその気配はまったくない。黙っていてもいいのだが、教育上良くない。私が席を立ち、立っているオバサンに「どうぞ」と言って席を譲った。さて何と女子大生に穏やかに言って、バッグを置いている席に座るか思案をした。 「お嬢さん、そのバッグ動かすのはイヤかな~、イヤだったらいいんだけど・・・」と声を掛けた。こちらを見た可愛い女子大生は、丸坊主の黒ずくめの私は怖いおっちゃんに見えたようだ。 バーコードの”はげ頭”では、こうはいかない。丸刈りは、こんな時にはムチャクチャ効果がある。「すみませ~ん、ごめんなさい」と言いながら、さっとバッグを抱えた。 「ありがとう」と言って、空けてくれた席に座った。あれだけピーチクパーチクとしゃべっていた3人は、黙って固まっている。バツが悪いのか、私が怖いのか・・・。終着駅の京都駅で降りるとき、席を譲ったオバサンは丁寧に「ありがとうございました」と深々と頭を下げられ恐縮してしまった。 「いえどういたしまして」。私が立って京都駅まで行ったわけでもないのに・・・。立って京都まで行ったのであれば、爽やかな気分になれたであろうが、そんな気分にはなれなかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする