2月27日(金曜日)
今朝の報道で、島根県立安来高等学校は、授業料未納者には「卒業証書を渡さない」とする通知文を出し問題になっていた。これを聞き、私は学校の通知は「当たり前だ」と思ったが、学校教育法施行規則があり、それは”だめ”とのことだ(学校教育法施行規則は、校長に対し、教育課程を修了した生徒への卒業証書の授与を義務付けており、滞納の有無と卒業証書の授与を関連付けることを認めていない)。
県教育委員会が県立高校四十四校を調べたところ、過去に他の七校でも口頭や書面で同様の対応を取っていたことが判明した。島根県の長期滞納金額は、確か500万円台だったような気がする。県立なので1ヶ月分の授業料は1万円弱だ。高校は義務教育ではない。親はなんとかせんか・・・・。授業料の長期滞納者は島根県に限らず、どこの県でも少なからずあるはずだ。小学校の給食費の滞納といい、近頃は問題のある親が増えているのは、実になげかわしい。本当にお金に困って払えないのであれば、どうすればお金を借用できるか相談するしかない。外車を乗りまわしながら、子供の給食費を滞納している親なんて言語道断である。
報道も、わぁっ~と取り上げるが、その後どう解決したのか、あるいは何も解決していないのか、さっぱり分からない。
県教委は二十六日付で全校に「未納を理由に卒業証書の授与を拒むことはできない」とする通達を出し、校長は「卒業式まで日がなく、未納がないよう一文を付け加えたが、反省している」と陳謝し、今日保護者あてに詫び状を出したようだ。知事は「保護者の気持ちへの配慮に欠け、県の文書として不適切だった。今後は一層細やかに個別の事情を考慮しながら、授業料の徴収を進めたい」と述べている。
これが私立であれば問答無用で、退学になること間違いなし。公立は優しいなあ。調子に乗る親が増えないことを願うだけだ。
すみれと聞けば真っ先に、宝塚歌劇団が歌う「すみれの花咲く頃」が脳裏に浮かぶ。寒さにめげずスミレの花の咲く季節がやってきた。
庭に出ていると観梅の帰りのオバサン達が数人集まり、ワイワイガヤガヤと何か言っている。耳を澄ませば「綺麗なスミレだねえ」の声がしてきた。家の石垣と電柱の陰に、コンクリートの割れ目から生えている、「ど根性のアオイスミレ」を見ての感嘆の声だ。女房はスミレの花が大好きで、庭のあちこちで育てている。ど根性スミレは、庭のスミレの種を飛んで生えたのだろうか。庭のスミレは雨が降れば泥が跳ね返り、葉っぱがどろで汚くなる。しかし、ど根性スミレは周りがコンクリートなので泥はつかない。従って、すみれ色が鮮やかである。
のスミレの葉からデザインされている。また花の形が花の上弁が上に反る特徴があり、大 工道具の”墨入れ”と似ているいることから、これがなまりスミレになったそうだ。
【豆知識】
・菫(すみれ)科。
・学名 Viola mandshurica(すみれ)
Viola grypoceras (立壷すみれ)
Viola : スミレ属
mandshurica : 満州地方産の
grypoceras : 曲がった角(つの)の
Viola(ビオラ)は「紫色の」という意味。
・開花時期は、 3/15頃~ 5/10頃。
・多年草 分布地 沖縄を除く全国
・花径は15mm程度、草丈15cmまで。
湿り気のある山地に生える。
葉は大きくハート型をしており葉脈も明確で、双葉葵(ウマノスズクサ科の多年草で徳川家の紋章に使われた)に似る。
・花の上弁が上に反る特徴がある。
花の形が、大工道具の”墨入れ”に似ていて「すみいれ」の呼びがしだいに「すみれ」になった。
・いろいろな種類があり、国産、外国種とも合わせると数百種類もある。
・園芸品種にはパンジーがある。
・花とは別に、目立たない「閉鎖花」をつけ、そこで種子をつくる。
今年は全国的に暖冬で、どの花も例年に比べ咲くのが早いようだ。庭の「乙女椿」も次から次にと咲いてきた。この椿は、日陰の方が色が綺麗だ。余り太陽が当たる所では、花のピンク色が鮮やかでない。また葉っぱも、 直の間に黄色に変色してしまう。最初に咲いた花は、すでに花びらが茶色になって見苦しくなってしまった。こまめに変色した花をもぎ取ればいいのだが、邪魔臭くてなかなかできない。このピンクの美しさも1週間が関の山である。
[乙女椿(オトメツバキ)の豆知識]
乙女椿 ・椿(つばき)科。
・学名 Camellia japonica var. decumbens
cv. Otometsubaki
Camellia : ツバキ(カメリア)属
japonica : 日本の
decumbens : 横臥した、伏した
Otometsubaki : おとめ椿(日本名)
Camellia は、17世紀のチェコスロバキアの 宣教師「Kamell カメル」さんの名にちなむ。
・開花時期は、 3月中~ 5月上
・ピンク色の八重咲き椿。椿のなかでは遅咲きのほう。ツバキの園芸種のひとつ。大柄で花びらがいっぱいあるのが特徴。江戸時代から栽培されているツバキの品種の中でも代表的なものの一つと云われている。
血圧の上の値が157、下が94もあったので、血圧降下剤を飲むことになった。毎日通っているプールのトレーニングルームには血圧測定器具がある。果たして薬の効果があるやいなやと、飲み始めて5日目に血圧を測定した。ウヒョッ~効いている!!
泳ぐ前の値:上136 下87
泳いだ後の値:上124 下77
2月25日(7日目)
泳ぐ前の値:上122 下76
泳いだ後の値:上117 下75
長年薬には縁が無かったので、たまに飲めば効果抜群のようだ。薬を飲みながら好き放題のことをやっていれば何にもならないが、現在の所、模範生を演じている。
ノドもと過ぎれば熱さを忘れると言うことわざがある。高血圧治療も痛風治療も短期勝負ではない。生涯治療ということを肝に命じこつこつと。尿酸値7.0mg/dL以下、最高血圧140mmHg/最低血圧90mmHg未満を持続すれば長生きは間違いなし。人生劇場を実践しようじゃない。
1.高血圧とは
(1)高血圧は早期の診断・治療が必要な病気です
(2)高血圧の原因はさまざまです
(3)最高血圧140mmHg/最低血圧90mmHg以上は高血圧
高血圧の治療
(5)治療の基本は「生活習慣の修正」と「降圧薬治療」です
(6)目標血圧を把握し、維持しましょう
(7)降圧薬は勝手にやめてはいけません
(8)医師と積極的にコミュニケーションを取り、治療を続けましょう
高血圧の日常注意 ~食事療法と運動療法
(9)【食事療法】1日の塩分量は6g未満を目指しましょう
(10)【食事療法】野菜・果物は積極的に、コレステロールは控えめに
(11)【運動療法】ゆったりしたペースで無理せず
(12)節酒と禁煙を行い、寒冷差に注意
2.生涯治療を心掛けよう
痛風は発作の時以外は無症状なので、「ノドもと過ぎれば熱さを忘れる」人が多く、治療が続かないことがよくあります。
先に述べたように、痛風は症状のない間にからだが少しずつ侵されるのが特徴ですから、「症状がなくなったから治った」と思うのは、病気に対する認識が甘いといわざるを得ません。
痛風の治療は痛風発作の痛みをとるだけではなく、高い血清尿酸値を正常範囲に維持し、最終的には腎臓障害や他の成人病の合併を予防するのが目的です。
このことを医師と患者が理解し合って、初めて痛風の生涯治療が成り立ちます。
痛風という病気を十分に理解し、取り組むことが大切です。
3.痛風を治療するための8つのポイント
①定期的に受診し、尿酸値を確かめる。
②薬を指示通りに、正しく根気よく服用する。
③食事や適度の運動により、太り過ぎないようにする。
④アルコールは控えめにして適量を守る(ビール中ピン1本、ウイスキーダプル1杯、日本酒1合)。
⑤十分な水分をとるようにする(尿量が1日2リットル程度)。
⑥バランスのよい食事をとり、プリン体の多い食品(エビ、レバー、カツオ、イカ、タラコ、納豆など)をとり過ぎない。
⑦過激な運動をさけ、適度な運動をする(ジョギング、サイクリング、軽い水泳など)。
⑧心身のストレスや過労をさける。
ウォッ~と言う絶叫の声で目が覚めた。部屋の電気はこうこうとつき、テレビもついている。テレビから聞こえてきたのかとテレビを見ても、音は小さく大声を出すようなシーンでもない。女房が耳元で驚かせたのかとあたりを見渡すも誰もいない。悪者が入ってきて夢の中で”コラッ”と叫び、自分の声で飛び起きたことは何回かある。しかし今回は夢など見ていない。不思議だなあ・・・・。時計は深夜1時半を指している。布団の上に座り考え込んでいると、女房が2階から降りてくる足音がする。部屋の扉を開け「どうしたん?何かあったの?」。
「呼んではいない、ワシも大声に起こされた」と返事をするしかない。「体に異変が起きて呼んだのではとビクビクしながら下りてきたのよ」。1階のテレビ音は2階には聞こえない。2階まで届く声とは、よっぽどの大声だったのだろう。近所の人を起こしていなければいいのだが・・・。
人騒がせなヤツは誰だ。言っておくが、私には身に覚えも心当たりもない。