1月13日(土曜日)
「平成29年12月27日(水)~1月15日(月)まで、八幡市「さくらであい館」で私が収集した羽子板展をやります。時間があればお越しください」の案内をいただきました。いただいたのは、八幡市在住の大橋 博司さん(77歳)。
大橋さんは、古時計、日本のうちわ等収集が趣味です。いままで「昭和のうちわ展」、「子どもの羽子板展」、「ポチ袋展」、「風鈴と美人画うちわ展」等を、八幡市立松花堂庭園・美術館へ見学に行きました。
見学に行く度に、よくも収集したものだと、ビックリするやら感心します。
今回は2017年にオープンした、「さくらであい館」で展示されます。初めて行きましたが、桜の名所の「背割り堤」に入る反対側に建っています。目印は六角形の展望台。
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信号機が有るので、駐車場に容易に入ることが出来ます。
先ずはエレベーターで展望台に上がり、360度の景色を満喫しましょね。エレベーターも有りますが、歩きが好きなお方は歩いて登ってくださいね。
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誰とも出会うことなく貸し切りだ! 桜の4月であれば、”背割り堤の桜”は見事なことでしょう。
羽子板展は本館の廊下の両側に展示しています。順番に見て回りましょう。
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江戸時代から昭和にかけての羽子板約80点と、凧10点を見ることが出来ます。
今の若い人は、羽子板で羽根突きなんてやったことは無いでしょう。昔の正月は、女の子は羽根突きをして遊んでいました。年末には「お正月」の歌を歌って、指折り数えて正月を待っていたのものです。
羽子板の数々をご覧ください。飾り羽子板は、お金持ちの家にしか買えません。庶民は板に絵を描いたやつです。
歌詞:滝廉太郎『お正月』
もういくつねるとお正月
お正月には 凧あげて
こまをまわして 遊びましょう
はやくこいこいお正月
もういくつねるとお正月
お正月には まりついて
おいばねついて 遊びましょう
はやくこいこいお正月
【参 考】
1.羽子板の羽根とムクロジの意味
二番の歌詞の「おいばね(追い羽根)」とは、羽根を羽子板でつき合うおなじみの正月の遊び。「羽根つき」、「追い羽子(はご)」とも呼ばれる。
2.羽根の根元には、かつてはムクロジ科の落葉樹の黒い実が使われていた。わらべうた『いちじくにんじん』では、数字の「6(ろく)」を表す「むくろじゅ」として歌われている。
3.ムクロジは漢字で「無患子」と書く。これが「子が患(わずら)わ無い」と解釈できるため、女児への無病息災の願いを込めて、江戸時代には女児のいる家庭に縁起物の歳暮として羽子板が年の暮れに贈られていた。