ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

今日は水無月の日だ!

2008-06-30 15:41:42 | 日記・エッセイ・コラム

6月30日(月曜日)
6月30日は水無月の日。京都の和菓子屋さんスーパーでは「水無月」が一年で一番売れる日である。神社ではこの日の参詣人に茅の輪を鳥居に取り付けてくぐらせ、夏の疫病、水の災厄を除くために禊を行う。これを「水無月の祓い」「夏越の祓い」と言う。私は昨日我が家を代表して「夏越の祓い」を済ませてきた。行ったのは私が信心深いからでも何でもない。単なる家庭の事情だけである。室町時代には幕府や宮中の年中行事で、天然の氷雪を氷室に貯えて6月30日に献上したそうだ。6月朔日に氷室の氷を口にすると夏痩せしないと言われ「氷の節句」または「氷の朔日」とい言っていた。その習わしで京2008_06300112 2008_06300113 2008_06300114 都ではその氷をかたどった、さわやかな夏の冷菓「水無月(みなずき)」が本日は店頭にずらりと並んでいた。「水無月」は白の外郎生地に小豆をのせ、三角形に庖丁された菓子だが、それぞれに意味がこめられている。水無月の三角形は氷室の氷を表し夏越祓の日に、無病息災を願って食べるという古くから伝えられる京都の奥ゆかしい風習である。お菓子の上に乗っている小豆は、悪魔払いの意味を表している。しかし時代とともに水無月の形状は、三角形ばかりでは無く長方形もあった。長方形は作る側からすれば切る作業が省け楽だ。今日はお菓子屋さんの繁栄のために一肌脱いだ。白・抹茶・黒糖の3品入って390円を二包み購入し隣の若嫁宅とわけわけした。たったそれだけしか買わなかったの?貧乏ひまばっかしの身なので、これでカンベンしてよ・・・。

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恐怖で失禁か・・

2008-06-30 12:00:12 | 

2008_06300110 おとうさん!と外で若嫁の叫び声がした。どうしたと聞き返したら「むかでが」。急いで現場に急行した。若嫁の足元を見れば恐怖で失禁したのか濡れている。上を見上げれば洗濯物を干している最中だった。なんや洗濯物の滴か・・・。
どこにいる?「ここ」と指指した所に10センチクラスのムカデがいた。急いで小屋から挟む物を持ってきてムカデの首ねっこを押さえた。じわっ~と力を加え最後にエイッと一押しをし、持ち上げれば首なしのムカデになった。首は無くとも懸命に最後の抵抗をしている。畑に挟んで持って行き埋葬した。
5月に白蟻駆除の薬を床下に散布したので、ムカデにも効果があったようだ。これで捕獲は4匹目になる。夜中に天井から落ちてきて噛まれた夢をみそうだ。

(参考)
2008_05310074 2008_05310070 我が家が頼んだ白蟻駆除の専門業者は、薬を散布してから5年間の保証が付いていた。費用は坪7,000円だった。

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日本陸上選手権女子1万メートルは手に汗を握った

2008-06-27 23:29:13 | スポーツ

Ws000000 日本陸上選手権が川崎市等々力陸上競技場で昨日から行われている。この大会で一位になり、なお且つA標準(種目ごとに設定されていてこれをクリアーしなければオリンピックに派遣されない)を突破していれば、北京オリンピックの代表選手に内定される。今日の種目で一番興味があったのは女子1万メートルだった。A標準をすでに突破している選手は5人いる。その中で注目は渋井、福士だ。二人ともマラソンに挑戦したが残念ながら涙を飲んだ。前半で10人ほどに絞られその後4人ほどになり、最後は渋井、福士、赤羽の三人になった。福士は故障で本格的な練習は5月からのようでバテはしないかと気になる。赤羽は2歳の子持ちのママさんランナーで、初めて見たので実力のほどは良く知らない。渋井は1万メートルの日本記録保持者だ。8,000メートルから福士がスパートをかけた。赤羽、渋井とも離れずついてくるので振り切れない。残り1周で赤羽が福士を追い抜き渋井との直線勝負になった。脚色から見れば赤羽が有利と見ていたが残り20メートルくらいで渋井が交わし1着でゴールした。渋井と赤羽は互いに健闘を称え抱擁していた。3秒遅れで入線した福士もまた二人を祝福していたが、負けた悔しさをみじんも見せずいつものあっけらかんのニコニコ顔を見ると何故か嬉しくなる。ゴールしてそのままバッタリと倒れる昔の松野さんと対照的だ。3人ともA標準を突破しているので、果たして陸連は代表を何人選ぶか気になるところだ。渋井選手は選ばれると初のオリンピックなのでまずはおめでとう!赤羽選手も子持ちながら良く頑張ったので、是非ともオリンピックに行って欲しい。福士選手は最後の5,000メートルで一位になり代表に選ばれれば丸く収まり万々歳だが果たしていかに・・・・。

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ユニークな信号機と街路灯

2008-06-26 23:53:01 | インポート

2008_06240105 一休寺の帰りに赤信号で停車した。信号機の上を見ればデザインの良い街路灯がついている。下は信号機で上は街路灯。一つのポールで仲良く交通の安全を見守っている。この道路は6月に開通したばかりなので、照明効果だけでなく環境や景観にも配慮した街路灯のようだ。そう感じるのは一休寺に曲がる所の交差点だけだからである。歴史的景観整備を意識し、結構なことだ。
昨夜麻雀帰りに街路灯を確認したところ橙色の明かりだった。残念ながら暗くて街路灯のケースは見えなかった。

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散った沙羅の花を見て何を想う・・

2008-06-25 00:26:59 | 

2008_06240103_2 2008_06240090_2 2008_06240092_2 2008_06240087 2008_06240088 の時期は境内のコケの緑が美しい。「沙羅の白い花はどこに落ちとっだかいや」とキョロキョロした。探した所、木を中心にぐるりと白い花が落ちている所が、あちこちあった。落ちた花は苔の緑に栄え2008_06240089 2008_06240097 て、なかなか風情がある。花は咲いてから半日しかもたないそうだが、明日咲くではあろうつぼみが待ち構えている。これが順次咲いていくので、今月いっぱいは見られるとのこと。境内には沙羅の木が9本あるが、木によって花の咲き具合が異なる。沢山の花が落ちているのと少ないのとがあった。我が家にも1本あるが今年は咲いていない。晩年の一休禅師は「昨日は済んだ。明日はまだ来ない。今を大切に」と説いたそうだ。沙羅の花もスイフヨウの花も、朝咲いて夕方には「さようなら」。限りある人生なので、今日を大切に生きることが出来たならばそれでよし。心して実践しようではないか。出来るかな?やるんです。

[豆知識]
1.沙羅:フタバガキ科
  学名:Shorea robusta
 原産地:インド
 
2.祇園精舎って、何? 祇園と聞けば、まず頭に浮かぶは京都です。しかし京都とは一切関係はありません。
「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」というのは、中インドのサーヴィッティー国にあった精舎(寺院、僧院)です。その都に国一番の大金持ちのスダッタ長者がいて、ブッダとその教団のために、ジェーダ太子の林苑(祇樹給孤独園{ぎじゅぎっこどくおん}と漢訳される)を買い取って僧院を建立しました。その「祇樹給孤独園」を略して「祇園」とし、寺院、僧院を「精舎」と言うので「祇園精舎」になったのです。
祇園精舎にはたくさんの院や堂が建っていました。その中に「無常堂」というものがありました。精舎で修行する僧が病にかかって命が尽きようとするとき、無常堂に移って、無常を観じさせます。この堂の四隅には玻璃の鐘がありました。病僧が臨終を迎えるまさにその時、四隅の鐘がひとりでに鳴り出し、「無常偈」を説くのだといいます。その音を聞きながら病僧は安らかに息をひきとります。
「無常偈」とは、「諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅為楽」(諸行は無常にして これ生滅の法なり 生滅は滅しおはりて 寂滅なるを楽しみとなす)という四句の偈です。
『平家物語』の冒頭の句と類似する文言は、『平家物語』が語れていた当時、浄土教信仰の流行とともに、寺院での説教や法会の場でさかんに語られて、また「祇園精舎の鐘」も、『栄華物語』や『梁塵秘抄』などに散見されます。

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