11月27日(火曜日)
浄瑠璃寺から5分ほどの所に岩船寺 がある。ここまで来たからには行かねばもったいない。
岩船寺の駐車料金は、200円と安い。どこのお寺でも、これくらいであればいいのにね。ここは山門の入り口で、拝観料金300円を徴収される。
両方で500円であれば安いと言っていいだろう。山門をくぐると、”紅葉はどこだ”と探すくらい少ない。
先ほど行った浄瑠璃寺があまりにも見事だったので、いかり肩もガクッと下がってしまった。
境内の阿字池の周囲や三重塔に通じる小道沿いを散策し、少ない紅葉を心行くまで堪能した。
この寺は新聞の”紅葉だより(関西の30数箇所)”には掲載されていないので、誰もが認める紅葉スポットではないかも。この寺 は花の寺が売りで、特に梅雨時期のアジサイが見事だ。
ここ当尾(とおの)では、道沿いに野菜が売られている。
大抵は100円だ。これを金を払わないで、持ち帰る不届きものがいるようだ。
人間として情けない。
【参 考】
1.高雄山 岩船寺 [ 真言律宗 ] 仏塔古寺十八尊霊場第4番札所 関西花の寺二十五ヶ所霊場 第15番札所
創立は天平元年(729)、聖武天皇の勅願で行基菩薩が阿弥陀堂を建立したのが始まり。大同元年(806)に智泉大徳が新たに報恩院を建立した。その後、弘仁4年(813)嵯峨天
皇が皇子(仁明天皇)誕生を感謝し、堂塔伽藍が整備され、寺号、岩船寺(がんせんじ)となる。最盛期には四域十六町の広大な境内に三十九の子院、坊舎があり偉容を誇った
が、承久三年(1221)、承久の変によって大半が焼失、再興された堂塔も再度の兵火に遭い荒廃していった。勧進と徳川氏の寄進等により本堂や本尊の修復を成し遂げた。岩船寺
はあじさいの名所として知られる。
2.主な花 : あじさい(6月中旬~7月中旬)
四季の花 :
春…桜(4月)、みつばつつじ(4月中旬~)、みやこわすれ(4月~7月)
夏…あじさい(6月中旬~7月中旬)、睡蓮(6月中旬~)、さるすべり(9月)
秋…紅葉(11月下旬)
冬…梅、みつまた、椿
3.住所: 〒619-1133 京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
電話 0774-76-3390
4.拝観案内
拝観時間 : 8時30分~17時
(12月~2月:9時~16時)
拝観料 : 300円
5.駐車場 : 50台(民間300円) (平日200円)