7月27日(土曜日)
小さな冷蔵庫が、またまたキュウリでパンパンになってしまいました。「どないかせにゃ」と悩んでいるいるところに、ライブスタジオ58のマスターからメールが来ました。
「7月27日今西太一VSイズミタニうえまん HAPPYな夜に」
お二人さんとも2年ほど前にライブスタジオ58で聞いたことがあります。こりゃキュウリをさばくのには都合が良い。仕事で昨日帰省中の長男に、行きは私の運転で、山科まで付き合ってもらいました。ライブ前に隣りのラーメン店「天」で二人で夕食です。
7時に「ライブスタジオ58」に入店。
モチロン1番客です。泡盛ボトルを抱えチビリチビリなめました。持参した大量のキュウリを出演者の皆さんに「要りませんか?」と聞くと、どなたも「頂ます」の返事でお一人様、7本はあったようです。すべてさばけて一安心です。
7時半開演予定ですが、「腹が減ったので隣りのラーメンを食べに行ってきます」と7時25分に夫婦が出て行きました。ここのライブハウスは融通が利くのが売りです。帰って来るのを待ってライブが始まりました。8時スタートです。前座は”イズミタニうえまん”さんが勤めました。”イズミタニうえまん”さんは、2年前「イズミタニ上田です」と自己紹介したとき、日系何世の方かと思ったものです。何のことはありません。泉谷は、自分が大好きな「泉谷しげる」の「泉谷」で、彼の本名「上田」を合体した、単純そのものの名前でした。銀行の合併でよくある話です。
スタート曲は「旅にでよう」
続くは「風鈴」で、口にはハーモニカを咥えて吹いたり、歌ったりと大忙しです。
「生の八橋」、「尖閣を知らない子ども達」など、自分で作詞作曲の歌を含め6曲熱唱してくれました。彼の歌のジャンルはフォーク系。
トリは鶏ではなく、「奇蹟のおっさん 今西太一」さん。
今西太一1965年10月29日奈良県生まれで、もう直ぐ48歳です。サンマじゃないが、アブラがのりまくっている旬のロックシンガーです。1986年京都学園大学軽音楽部にて「THE B.B.B」を結成し、京都を中心にライブ活動を開始しているので、その道27年です。過去にはハウスバーモントカレーのCMソングを歌い、映画出演もしています。年間のライブ本数は約120本をこなし、全国各地のライブハウスで吠えまくっている、『ミスターライブマン』。今でも東北へ2ヶ月に1度、音楽を届けに行っていると聞くと、えらいな~と感心してしまいます。
忘れもしません、初めて聞いたとき太一さんに質問しました。「タイチさん、奇跡のおっさんと自ら名乗っていますが、何が奇跡ですか?」と聞けば、「25年間特別なヒット曲があるでもないのに、こうして音楽を続けていれるのが奇跡なのです」の返事です。
今宵も熱唱で汗だくだくです。サポートギターは藤田キヨシさんです。
アーメンソーメン冷やしソーメン♪からブルースあり、グリーングリーン旅旅、男の青春♪男の旅路 青春の日々♪ 「真夏の地球防衛軍」とチカラ一杯歌います。太一さんはこんな声の持ち主です。サンプルでお聞き下さい。
少年
TOWN
アンコール!アンコール!の声に応えて、高価な染めのシャツを脱ぎ捨て、裸で吠えました。「AKIRAさん、何でアンタなんか好きなんやろ。人生返して!」
パンツも脱げ!と言えば、きっと応えてくれたことでしょう。
終わったころにドアーが開き、花束を持った女性が現われました。
聞けば太一さんのハニーです。「AKIRA」と名乗れば、思わず「貴女は男性?」と確認してしまいました。そんな分けはありません。正真正銘の女性です。京都市内でライブやった帰りで、シンガーソングライターとのこと。
こんなことはめったに無いので、1曲お願いして歌っていただきました。
2時間でしたが、HAPPYな夜を過ごすことが出来ました。イズミタニうえまんさん、今西太一さん、サポートの藤田キヨシさん、AKIRAさん有難う!