ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

猿丸神社

2008-01-13 20:21:03 | 健康・病気

2008_01130119 2008_01130120 2008_01130129  京都府南部で、こぶとり(癌封じ)の神様として知られている神社に「猿丸神社」がある。地元では「さるまるさん」が通称だ。毎月13日には近隣よりたくさんの人が参拝に見える。6年前より神社の駐車場で、地元特産のお茶、農産物の加工品などを販売し、これがとても好評で朝市として定着し、2008_01130131 2008_01130133 2008_01130139 村おこしとなっている。今朝は早起きをしたので女房と一緒に出かけた。猿まるさんの朝市は今まで見ていないので、猿丸さんには6年以上は行っていない。宇治田原町は山の中なので下界より2度くらい寒く、道の温度計は2度だった。8時から市が開かれるが、8時にはすでに沢山の方が見えていた。車から降りると雪がチラホラ舞っている。寒いのでドラムカンで薪を焚いてい2008_01130144 2008_01130150 2008_01130151 たので暖をとった。地域の婦人グループを中心に色々なものを販売しているので、女房は買い物に精を出していた。私は荷物の運び屋である。その後、猿丸神社へお参りした。神社の境内では参拝者に甘酒が振る舞われていた。甘酒を味噌汁のお椀に、なみなみと注いでもらったので、飲み応え十分だった。「狛猿」の前と「こぶの木」の前での参拝者の仕草がとても面白い。狛猿の前では、自分の体で具合が悪い所を猿をなでなでする。足が悪ければ猿の足をさする。私は狛猿の顔を丁寧になでた。数ヶ月後には、イケメンに変身してしまうかも。「お前さんがイケメン?ラーメンと違うの?」なんて思っている君はバチが当たっても知らないよ。本殿には、病気が治った人々が奉納した、木の棒が置いてある。参拝者は、このこぶの木を手にとり、肩や胸など体のあちこちなでさすって、一年間の無病息災を祈る。握り手の部分は、手あかでピカピカに光っている。京○新聞のカメラマンが、こぶの木で体をトントンさすっていたオバアサンに、撮影用のポーズをお願いしていた。私のような、若いおっちゃんでは新聞に載せてもインパクトがないので、お呼びがかからなかった。帰りに朝市会場で朝食2008_01130156 にと「たこ焼き」を二舟買って帰り家で二人で仲良く食べた。たこ焼きを開くと中にはタコが入っていない。イカの足が出てきた。どれを割ってもイカの細い足だ。タコのあの吸盤の付いた太い足は、いずこへ。これを正にイカサマと言わず、なんと言う。女房は焼いている時点で、タコではなくイカだと見抜いていたようだ。焼いていたのは御婆さんなので、タコもイカも同じようなもんだと気にもしていないのかも。8個が300円で決して安くは無い。それよりこれをいったい何焼きと呼べばいいのだろう。考えれば今夜は眠れそうにもない。罪な婆さんだ。

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[朝市:猿丸市]
●主な品目
農産物(しいたけ、お茶、きゅうり)、農産加工品(みそ、梅干、猿丸もち)、加工品(茶せんべい、抹茶かりんとう、茶だんご)、宗円香
●日程
毎月13日(午前8:00~昼ごろまで)
●場所
猿丸神社駐車場

Photo_3 1月14日の京○新聞の朝刊に、「こぶのついた木の棒を体にあて、無病息災を祈る参拝者」として、この写真が載っていた。同じモデルなのに、私の写真とは歴然とした差がある。正面左45度の写真は、さすがにプロだ。

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厄よけジャンボしめ縄

2008-01-13 18:42:07 | インポート

Photo 2008_01130153 2008_01130154 宇治田原町の伝統行事に「神縄座(かんじょうざ)」がある。「神縄座」は町内3つの地区にそれぞれ伝わっており、今日見たのは昨年の暮れに、2メートルのジャンボわらじを見に行った禅定寺地区のやつだ。このしめ縄は、毎年取り替えるが約100世帯の回り持ちで、当屋(とうや)となり、100年に一度しか回ってこない。従って当屋になった家は、大変光栄なこととされている。今月8日に当屋の家の前で9人が、2時間がかりでもち米のワラをたたいて柔らかくして束にし、大蛇に見立てたしめ縄を作ったそうだ。その大きさは太さ約15センチ、長さ約8メートルある。儀式を取り仕切る「当家」は、古いしめ縄を取り外し、新しいしめ縄をムクの大木に飾り、お神酒、米、塩を供え一年の無病息災、豊作を祈る。過疎の村であれば、こんな伝統行事もすたれることだろう。

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