10月30日(土曜日)
病院の面会時間は8時までなので、その後息抜きに駆け足でライブ巡りをした。
最初は祗園の沖縄料理の店「新右衛門」。今夜の唄者は、名古屋で活動されている「上運天有二」さん。お店からのライブ案内メールには”三線の早や引きは最高に素晴らしいものです”と書かれている。
扉を開ければほぼ満席に近いお客さんだ。カウンターの端っこに座り、泡盛をグビッ。
沖縄民謡を聞きながら飲む酒は美味いぞ。これぞ早や引きと言うものを見せてもらった。
案内メールに嘘偽りは無かった。お見事!感動すれば拍手も大きくなる。コレだけでも元は取れる。チャージ1,000円は安いぞ。時が時だけに、ながく居座るわけにはいかない。30分で腰を上げた。またの機会を楽しみにしよう。
次に向かったのは、山科にある「ライブスタジオ58」。
ブログに書かれていた出演者は、Ansone & The高架下Drunkards / もりくり 。
会場の入り口の外まで、靴があふれていた。扉を開ければ超満員で、熱気ムンムンだ。ドラム演奏が加わると気分が一層ハイになる。
メンバーの皆さんは、別々のグループで見たことがある。今夜が結成後の初演奏とのこと。ハーモニカ奏者のアンソンさんは、吹いて歌って忙しい。額横には玉の汗が光っている。
赤シャツの方は、赤が勝負服と春に聞いたことがる。ここでの飲み物も、毎度の泡盛の水割りだ。いつもであれば一番乗りでテーブル席座り、泡盛のボトルを置いて飲むのだが、途中入場なのでそれが出来ず残念!終わりは毎度のセッションがある。ライブスラズオ58のマスターが三線を持って登場。
何という歌だった記憶に残っていないが、楽しかったことだけは確かである。
ライブが終わり、打ち上げを『山科 BAR酩酊』(やましなばーめいてい)で行った。ライブの時、酩酊のマスターには何度もあったことがあるが、店に行くのは初めてだ。
何時まで飲んだのか、何を飲んだのか記憶に無い。
タクシーに乗っても的確に指示が出来ず、行き過ぎたりしたが何とか家にたどり着いた。いくら酔っても、おりこうさんで、ちゃんと着替えて布団に寝ていた。翌朝、ジャンパーのポケットからバームクウヘンが出て来たが、どこでもらったのかこれもまったく覚えていない。
店の名前が『BAR酩酊』だけあって、ここで飲めば酩酊してしまうようだ。
お店のブログに良いことが書いてある。
“銘酊 めいてい”【intoxication】とはお酒に酔った状態を指す言葉ですが「有頂天」や「高揚」の様な(楽しくて良いお酒に酔う)というニュアンスがあります。《酔態 すいたい》とは一線を画すものです。BAR銘酊のやさしい眼差しの空間で貴方の“精神”を開放して下さい。お酒の種類もたくさん取り揃えております。BARですから・・・