3月30日(日曜日)
桜が開花すれば本格的な春を迎えます。庭の草木も次々と咲いて来ます。雨の日曜日ですが、編笠を被った花が見頃です。
雨の日大好きと言っている、この花の名前は「貝母 (ばいも)」で、別名「編笠百合」と呼ばれています。昔の人は傘の代わりに、頭にはこの編笠をかぶっていました。下の画像は鳥取県鹿野の「菅笠(すげがさ)」です。茶摘みの歌に出てくる「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは 茶摘じゃないか あかねだすきに 菅(すげ)の笠♪」の”菅の笠”はこれです。
花は貴女に似て恥ずかしがり屋です。いつも鐘状花は下を向いて咲いています。スカートの中を覗いて見たいは男の性。そこは理性が働き、見ないのが普通です。世の中には、魔が差したのか見てしまい、捕まって定年間際で退職したお父さんは数え切れないほどいます。
私も今朝は魔が差しました。思わずスカートの中を見てしまいました。
おやおや豹柄のパンツでは有りませんか。逮捕!の声が聞こえて来ないのは、阪神タイガースファン同士と言うことのようです。ああ良かった・・・。
花も葉も薄緑色で、清楚な感じがする貝母 (ばいも)は好きですね。細い葉の先端は、コールマンひげのようにクルッと巻いています。
このヒゲを横の花に巻きつけているやからがいました。
日に日に成長するので、腰が曲がりつつ有ります。えらいこっちゃです。
【参 考】
1.ユリ科バイモ属の耐寒性球根植物
2.貝母 (ばいも)の名は、地下の鱗茎は白く厚く、二つの鱗片が向き合っていることから、貝に見立てて貝母(バイモ)名が付きました。網状の斑紋と花の形が編み笠に似ていることから、別名「編笠百合」と呼ばれています。