小豆雑煮は美味いだで。一度食ってみなれな。ほんに美味いだけえ。
正月二日の雑煮は故郷鳥取の小豆雑煮だった。餅を焼き、それを小豆の汁の中に入れてあるだけだが懐かしさも手伝って、美味しいと感じる。餅を焼くのが標準ではないが焼けばこうばしく、より一層美味い。私の幼少のその昔は一度に30個以上煮ていたので餅同士がくっつき離すのに一苦労していた。これを解消するには餅をあぶって入れるしかない。考えて見れば全国各地の雑煮に比べ具材が小豆だけなので作る側からすればこれ以上楽なものは無い。他府県の方からみれば鳥取県人は手間をかけず面倒くさがりかな?と思うかもしれない。しかしシンプルイズベストと言うではないか。美味いもんは美味い。