ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

シンプルイズベスト

2008-01-02 17:05:20 | 食・レシピ

小豆雑煮は美味いだで。一度食ってみなれな。ほんに美味いだけえ。

2008_01020092 正月二日の雑煮は故郷鳥取の小豆雑煮だった。餅を焼き、それを小豆の汁の中に入れてあるだけだが懐かしさも手伝って、美味しいと感じる。餅を焼くのが標準ではないが焼けばこうばしく、より一層美味い。私の幼少のその昔は一度に30個以上煮ていたので餅同士がくっつき離すのに一苦労していた。これを解消するには餅をあぶって入れるしかない。考えて見れば全国各地の雑煮に比べ具材が小豆だけなので作る側からすればこれ以上楽なものは無い。他府県の方からみれば鳥取県人は手間をかけず面倒くさがりかな?と思うかもしれない。しかしシンプルイズベストと言うではないか。美味いもんは美味い。

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雑煮

2008-01-02 01:25:59 | インポート

2008_01010080 2008_01010081 正月三が日は雑煮がつきものである。結婚した当初は京都の雑煮は白味噌仕立てだったので何これ?と違和感を覚えていた。育った鳥取の中部地方では元旦は小豆雑煮が主流で、食べあきた頃に醤油雑煮が出てきた。鳥取県では8割方の家庭が小豆雑煮か醤油雑煮のようだ。今朝は新年なので長男、初詣をして深夜帰宅の次男夫婦、爺さんの6人でぶどうジュースで乾杯をして雑煮を食べた。勿論京都の白味噌仕立てだ。丸もちの2個入りだったが1個硬かったので結局1個しか食べなかった。中学、高校の頃は兄弟で俺は6個食べたと競いあった昔が懐かしい。今では、食べるよりも飲む方に精を出している。食べ終わる頃に三男夫婦が2008_01010085 2008_01010091 顔を出したので改めて今度は日本酒で乾杯をした。次男が年賀に持参した新潟の酒「越路吹雪」は口当たりがよく飲みやすい。酒を持参した若嫁は「おかあさんにしかられる」と気を使っているのが可愛らしい。そんなことは夫の私が許さない。後でネットで調べて見ると高級な酒だった。家族9人が揃うのはめったない。正月だメデタイ、メデタイ。2時間の家族の談笑は楽しいものであったが孫が長男、次男をめったに見ないので人見知りをして貝のように口をつむぎ一言も発しない。ところが息子が帰ってしまえば「ニイニイは?」と気になるようだ。これが普通なのかな。

[雑煮 豆知識]
1.鳥取県の雑煮
鳥取県歴史民俗資料館等連絡協議会発行「歴民協会報」(平成5年6月)の「鳥取県の雑煮調査中間報告」を要約すると・・・・・・県内24市町村の約400戸のアンケート調査では、正月に小豆雑煮を食す家が約48%、以下味噌19%、醤油27%、専ら福部村、気高町などの海岸地域に多くみられる。文化庁発行の「日本民俗地図Ⅱ」(昭和46年刊)では小豆雑煮を食す習慣がある地域は新潟県、石川、京都、兵庫、島根、佐賀、大分の各県の海岸部に点々と分布し総じて日本海側に小豆雑煮の風習がある。しかし鳥取県ほど小豆雑煮が広範囲に見られる地域は少なく小豆雑煮は鳥取県独自の文化ではないか・・・とにかく小豆雑煮が日本海側に多く点在するのは注目すべき所。古代大陸から渡来した何らかの風習が日本の風土の中で小豆雑煮へと発展したのか?小豆雑煮そのものが日本に伝来したのか?小豆文化への興味は尽きません。
2.京都の雑煮
京都の雑煮は白味噌仕立てで、主な具といえば、丸小餅・かしらいも・雑煮大根・小芋などです。これらの具には「今年1年、丸くして人と争わず、出世して人の頭になるようにとの願いが込められています。そのために、すべての具は丸いのです。
3.全国各地の雑煮

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