貝母 （ばいも）が一斉に咲いてきた

３月３０日（土曜日）
３月になれば、庭には次々と花が咲いてきます。あちこち咲いているのは、淡黄緑色をした貝母 （ばいも）です。

この花もクリスマスローズと同じく恥ずかしがり屋で、鐘状花は下を向いて咲いています。「こっち向いて」と手に取り内面を見れば、紫色の網状紋が見られます。

網状の斑紋と花の形が編み笠に似ていることから、別名「編笠百合」と呼ばれています。編み笠はこんな形をしています。

似ているかな？
貝母 （ばいも）の名は、地下の鱗茎は白く厚く、二つの鱗片が向き合っていることから、貝に見立てて貝母（バイモ）名が付きました。
花も葉も薄緑色で小さい花は清楚な感じがします。先端はコールマンひげのようにクルッと巻いていて愛嬌があります。

咲いた花は、台所やトイレに生けて楽しんでおります。

【豆　知　識】
・百合（ゆり）科。                           
・学名  Fritillaria verticillata            
                       var. thunbergii      
          Fritillaria  : バイモ属            
          verticillata : 輪生の、環生の      
          thunbergii   : スウェーデンの      
             植物学者「ツンベルク」さんの   
  Fritillaria（フリティラリア）は、ラテン語の
  「fritillus（サイコロを入れる筒）」が語源。
  筒状をした花の形に由来。                  

・葉は細長く、先端は巻きひげ状になる。      
  花はうす緑色で釣鐘に似ている。            
・中国原産。日本には薬用植物として入り      
  鱗茎をせきどめや止血、解熱などの          
  薬用に利用する。                           
・別名「編笠百合」（あみがさゆり）。         
        花の形がまさに編笠そっくり。   

プロ野球の開幕だ！「阪神タイガース大勝利！」バンザイ！

３月２９日（金曜日）

今日はプロ野球の開幕日だ。野球選手にとっては正月と同じで、食卓には鯛が上がるようだ。この日を今か今かと待っていた。
何と言っても新戦力に期待が持てる。足がありシェアの打撃が売りの西岡。強肩、強打の福留。強打のコンラッド。いずれ、ねじ伏せてくれるであろう藤波投手。
ヤクルトの先発投手「館山」は、阪神にとっては天敵と言っていいほど苦手にしている。新加入の西岡、福留に期待がかかる。いくら好投手でも、立ち上がりには不安がある。
テレビ中継は６時１０分なので、ラジオにかじりつく。先頭打者の西岡がセンター前にヒットだ。続く大和も幸運なヒットでつながる。相手守備の乱れに乗じ、先制の２点を上げた。「よっしゃー！」
やっぱり今年の阪神は違う。５回までに３点を取ったので、今夜の試合はいただきと安心をしながら、美味しい酒を飲んでいた。先発のメッセンジャーも調子良さそうだ。投手にとっては、５回を投げきりリードしていれば勝投手の権利が生まれる。これを意識するなと言っても無理な話。野球は不思議と四球がからむと点が入る。
押し出しなどでそれこそアッ！と言う間に３対３の同点になってしまった。クソッ！しっかりせいメッセンジャー。
監督も先発投手に勝ち星をつけてやろうと思うので、簡単には投手交代は出来ない。
６回の表に大和の勝ち越し打で４対３になり、メッセンジャーに勝投手の権利が転がり込んできた。７回から阪神は小刻みに投手リレーだ。７回からテレビ中継が終わりラジオにかじりついた。せっかくのチャンスの場面を、画像で見れないなんて誠に腹立たしい。完全中継をやってくれと叫びたくもなる。
ヒヤヒヤの試合も、終わって見れば１７安打の猛攻で９対３の大勝利だ。何と言っても１番西岡の３安打、２番大和の４安打が阪神に流れを引き込んだのは間違いないところだ。
マートン３安打。コンラッド２安打。福留も１安打だけだったが打点を上げた。４番の新井弟もヒットは打てなかったが悪くない。点の入らない 試合ほど、見ていてつまらないものは無い。今年の阪神は、どこからでも点が入りそうな強力打線なので期待は大だ。今日は２時からデーゲーム。当然ながら連勝を期待している。期待すれば裏切られるのは、昨年までのタイガース。連勝して勢いに乗っておくれ。

blues & jazz Nightを楽しむ

　
３月２８日（木曜日）
ライブスタジオ５８のマスターから、今夜のライブ「blues & jazz Night」の案内メールが来た。
３月２８日　　Ｌｉｖｅ　Ｓｔｕｄｉｏ　　５８
もくりふ（森、栗田、福島兄弟）　／　　角谷早音美・井野アキヲ

blues & jazz Night
Open 19:00
Start 19:30
Charge ￥1500　（１ドリンク込）
お気軽にお越し下さい

今夜は愛妻は嵐山へ友人と１泊旅行に出かけて留守をしている。留守番よりもライブの方が楽しい決まっている。出演メンバーを見れば、６人中４人の方は知っている。知らないのは栗田さんと井野さんの二人だ。
雨も上がり、吉幾三と軽い腰を上げた。地下鉄東野駅から早足８分で、７時１０分にライブスタジオ５８に到着した。扉を開ければ、マスターが「ゆみちゃん！」と大歓迎だ。泡盛残波の小さいボトルを抱えカウンター席に座る。飲んでいると、今夜出演の角谷早音美（かくやさとみ）さんが挨拶に来た。「美味しいキユーリ有難うございました」と一昨年の８月の話をするではないか。彼女にとっては、忘れられない味だったのかな？それにしても嬉しいじゃありませんか。「前回は下手なキーボードでごめんなさい」ともおっしゃる。上手と思っていたのに何で？　キーボード持参で、大また開きでガッと弾いていた姿は、今でも脳裏に残っている。「第6回京都うたの日HI祭」に出演させて欲しいと、自ら売り込んで来たエピソードの持ち主だ。
ライブは７時４５分から始まった。トップバッターは角谷早音美・井野アキヲさんの二人組。１年ぶりのコンビと言っている。
「井野アキヲさんは私よりも年下です」と早音美さんは言っているが、若くてもギターテクニックはかなりの腕だ。角谷早音美さんはジャズボーカリストで、今夜はボーカルに専念だ。スタート曲は　「タイム・アフター・タイム」　。

歌は英語ばかりでなく、日本語でも歌う。　「岬めぐり」　は知っている歌なので、口ずさむ。　スティーヴィー・ワンダー　の片思いの曲。横文字は苦手なので覚えきれない。アンコール！アンコール！に応えてビートルズの　「Yesterday」　。１時間８曲ほどだっただろうかjazzを楽しんだ。
トリは「もくりふ」の三人組。森さん、栗田さん、福島兄弟の頭文字から付けた覚え難いグループ名。ＭＣは森久杜志さん。通称：もりりんと呼ばれている。

ブルースハープとボーカルと忙しい。

小柄だが吹いて良し、歌って良し。甘い声がいいねぇ。客席からは「陣内！いいぞ！」の声が飛んでくる。

俳優の陣内孝則（ジンナイタカノリ）にとても良く似ている”もりりん”。福島兄弟は二人とも伸び盛りの２０代独身だ。

ギターの栗田さんは年期が入っている。

ＭＣの”もりりん”さんは、オヤジギャグもシモネタも大好きときたもんだ。私も負けじとイロイロと突っ込んだ。皆さんと一緒に腹を抱えて笑わせてもらった。有料のお客さんは６人しかいないが、楽しい楽しいライブだ。もりりんさんは清水団地で職人をやっているので、知り合いの年配のオバサマ、オジサマが見えている。

二人とも気さくな楽しい方だ。「満月の夕」では、５８のマスターも三線で参加した。

全部で１０曲ほどbluesを楽しんだ。

最後はセッションで皆さんステージに上がる。福島兄弟の父　「福島タンメン岩雄」　さんもステージに呼び出され、しぶい声で歌ってくれた。

関西ではブルースの歌い手として有名のようだ。想像していたよりも素晴らしいライブだった。シンデレラタイム寸前に帰宅した。出演者の皆さん楽しい夜を有難う！　そして、どなた様もお疲れさん。

花！花！花！

３月２８日（木曜日）

街角で見かけるハクモクレンは散り始めて、道路を汚しています。地蔵禅院の入り口の民家のハクモクレンは満開でした。

雨に濡れた花は輝いています。

美しい飛行機雲

３月２８日（木曜日）
夕暮れ時、駅へ向かって歩いていると、西の空に飛行機雲が見えました。

余りにも美しいので、足を止めて空を見上げて「ワンダフル！」と叫びました。