ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

冷静さを欠いた一日

2008-01-17 21:46:43 | 日記・エッセイ・コラム

その1.東京へT君の告別式に行くとき、京都駅の新幹線の改札口をくぐろうと指定席券を入れた所、前扉がバシャッと閉まった。駅員が飛んできたので、キップを見せた。もう一枚の乗車券が田舎の駅で発行したものなので、手書で磁気が入っていない。これは入れられないので手に持っていた。駅員が言うのには「このキップは駅員のいる改札口を通ってください」とのたまう。誰もその改札口におらんちゅうの。
その2.葬儀の行われる荻窪駅を降りた。場所の案内は、メールに「西口を降りて線路伝いに3分」と書いてあったので、「アホでも分かる」とたかをくっていた。途中、本日の○○家の告別式の立看板が出ていたが家の名前も寺の名前も違う。3分歩いてもそれらしき寺が現れないので、不安になり道行く人に尋ねた。「突き当りを左に曲がり、次の角をすぐ右に回ればあります」と聞き、歩いた。通りの町名、番地の表札を見るとメールの住所と全く異なっていた。これはおかしいと思い、犬を散歩に連れて歩いている人に尋ねた。最初に聞いた人とは、反対方向だ。そのとおり歩けば、お目当ての立看板が出ていた。やれやれ寺に到着した。最初に聞いた人は、この道を通って葬式へ行く人は、○寺と先入観があったのだろう。駅からわざわざ大回りする、アホはいない。帰りに友人のやまちゃん夫妻と駅まで行ったが寺から本当に3分だった。私が駅から出たのは「西南口」で「西口とは反対側だった。「西南口」から行けば遠回りで3分ではたどりつけない。
その3.記帳を済ませ受付の方に香典を渡した。知り合いの方からも預かってきたので4人分だ。地下ホールの入り口で式の始まるのを待っていたところ、上から私の名前を呼ぶ人がいた。何事かと上に上がったところ「実は香典袋の中が・・・・」と聞いた瞬間、「アッ入れ忘れた」を直ぐに思い出した。預かった3人分は、お金を入れてシールを貼り封をしたので、入れたのは覚えている。私の分は水引きのかかった香典袋を使用した。一枚しかなかったので、使ったわけだが水引を取り外した記憶もなく、金も入れた記憶も無い。空の香典袋の話は何回か聞いたことがあるが、まさか当事者になるとは。顔から火が出るほどはつかしかった。
その4.帰りに荻窪駅前で和食を食べに入った。座敷だったので靴を脱いで上がり、食事が終わり帰ろうと靴を履いたがなかなか入らない。横でやまちゃんが靴をカポカポ鳴らしている。「ゆみちゃん靴が違うで」。よく似た靴だが大きさが違っていた。中学の同級会の時は、誰かに間違えられて、相手が分からずじまいのことを思い出した。そのときは私がガポガポで、その靴は今でも下駄箱に眠っている。やまちゃんゴメン。
その5.東京で新幹線に乗るとき缶ビールのロングを買って乗った。座席に座ってから缶を開ける前に床に落とした。直ぐに開ければ泡が吹き出るのでしばらくしてから空けた。ここまでは、どうと言うことは無い。一口、二口、三口くらいまでは飲んだ記憶がある。突然私の肩をトントンとたたく方がいる。「ビールが落ちましたよ」。床を見ればビールが洪水のように流れている。さてビールの缶はいずこへ。前の女性の足元に転がっている。女性も気付き、少しばかり残っている缶を渡してくれた。私はハンカチでビールをふき取る。さて濡れたハンカチの始末はどうすると思案をしていたら、隣の方が自分の飲んだコーヒーの空容器を入れた袋を渡してくれた。コーヒーの空き容器の中にハンカチで吸い取ったビールを絞り入れることにした。瞬く間にコーヒーの容器が一杯になった。これを缶の中に注ぎこむ。そうこうしていたところ知らぬ間に、客室乗務員(綺麗な女性)の方がペーパータオルを持ってきて前の女性の床を拭いてくれている。女性も辛抱たまらなくなり依頼したことだろう。私の周りはペーパータオルをもらって自分で拭いた。なんとか元に戻って、ほっとした。するとなんとよく気が利く客室乗務員だ。濡れティッシュまで持ってきてくれ「手を拭いてください」まで言ってくれた。天使のように見えた。前の女性、横の男性、後ろの男性、誠に申し訳ございませんでした。
その6.京都駅の新幹線の改札口を出るとき、座席指定券のみ入れて出ようとした。またまた前扉がバタンと閉まった。また駅員が飛んできた。「乗車券と二枚合わせて入れてください」。シュン・・・。朝学習したはずなのに、猿より劣るではないか。
家を出てから12時間で、よくも次から次にチョンボをするものだ。ボケが始まる前兆か。いやーもう始まっているって。信じたくないね。

一緒に告別式に参列したやまちゃんから、今日は、まいったのメールがきた。

Dsc00651 別れた後、町田に着く前に、両方の靴底前側が横に割れ、剥がれかけてきて、町田の息子の店にやっとの思いでたどり着いたが、息子は本社に出かけていて留守、接着剤で靴底が離れないように1次しのぎをしながら靴をもとめ、息子の帰りをまち、少し話し込んだところで羽田発1930の1.5時間前、あわてて羽田に向かうが、京急で人身事故があり電車も遅れ・・・・羽田の空港ANAカウンターに着いたのは1925でアウト!
JAL最終便2005に切り替え、また走って第一ターミナルへ移動・・・・ようやくセーフで間に合いました。特に早苗はヒール靴にタイトスカート・・・死にそうだったと・
・・
ゆみちゃん同様、きょうは大変な一日でした。

同じトラブルでも、やまちゃんは誰にも迷惑をかけていない。それに比べ私は穴があったら・・・・。

コメント (5)
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