ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

苦手を克服

2008-01-08 17:06:06 | 日記・エッセイ・コラム

2008_01080112 2008_01080113 苦手なことは誰しも持っている。「何でそれが出来ないの」と言うのは簡単だ。当人にとっては「出来ないものは出来ない」と言うしかない。私の大の苦手は洋式トイレだった。洋式トイレは、何分座っていても一向にもよおさないを悟り10数年避けていた。旅行で宿に洋式しかないときは、便座に足を乗せやったものだ。家に2箇所トイレがあり、一箇所は洋式に改造したが1箇所だけは和式のままで、洋式には改造してはダメと長い間それできていた。爺さんも和式ファンだったが80代になれば足元がおぼつかなく危険で、また女房は股関節が悪いので、和式では用は足せない。家族のことを考えれば、様式に改造はやむなしで承諾した。私が洋式になれるには、かなり時間がかかった。それは会社の和式で用を足していたからであり、さして不自由はしなかった。しかしながら結果的には洋式改造は良かった。加齢に伴いヒザが痛みだし、今度は和式で用を足すのが苦痛となった。私が洋式トイレを知ったのは40年前だった。そのときはもちろん大の用は足していない。次にどうしても使えないのが、ウオシュレットだった。洋式に改造したとき一度使ってみたが、あのお尻に水がかかった瞬間の「ピヤッ」。思わず飛び上がってこれは私にはガマンの出来ない出来事で、それっきりこれっきりで10年以上触りもしなかった。所が昨年の11月だっただろうか、何の気なしにボタんを押せば温水が・・・。あの飛び上がった「ピヤッ」の感触では無かった。温水であればプールのシャワーで慣れているので、何ともない。ようやく私も人様なみに洋式トイレを使えるようになったと言っていいだろう。なれると、どうして今まで出来なかったのだろうと本人に聞きたくなる。お答えします「できんもんはできん」。これでは話にならない。一度だめでも何度もトライしていれば、そのうちなんとかなる。恋のアタックと似とらあせんか。ほんによう似とるがやあ。

コメント (2)
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