今朝、日経新聞の一面に「日本の低迷」というタイトルで「モノやサービスなど日本の価格の安さが鮮明になってきた。」という記事が記載されていた。内容は、世界6都市で展開するディズニーランドの入場券は日本が最安値で米カリフォルニア州の約半額。100円均一ショップ「ダイソー」のバンコクでの店頭価格は円換算で200円を超す。割安感は訪日客を増やしたが、根底には世界と比べて伸び悩む賃金が物価の低迷を招く負の循環があるというものだ。
私たちは一面「価格の低迷」は円高によるもののように思っていたが、反面、人件費や地価や世界的な評価、競争力によって低迷せざるをえない結果なのかもしれない。
マクドナルドのビッグマックの世界各国の販売価格を1986年以降、指数として追いかけているイギリスの経済誌「エコノミスト」がある。ビッグマックはほぼ全世界でほぼ同一品質(実際には各国で多少異なる)のものが販売され、原材料費や店舗の光熱費、店員の労働賃金など、さまざまな要因を元に単価が決定されるため、総合的な購買力の比較に使いやすかったとしている。ちなみに2018年の調査ではアメリカが624、カナダ561、イギリス446、韓国415、日本は390、そして中国332となっている。
私たちは一面「価格の低迷」は円高によるもののように思っていたが、反面、人件費や地価や世界的な評価、競争力によって低迷せざるをえない結果なのかもしれない。
マクドナルドのビッグマックの世界各国の販売価格を1986年以降、指数として追いかけているイギリスの経済誌「エコノミスト」がある。ビッグマックはほぼ全世界でほぼ同一品質(実際には各国で多少異なる)のものが販売され、原材料費や店舗の光熱費、店員の労働賃金など、さまざまな要因を元に単価が決定されるため、総合的な購買力の比較に使いやすかったとしている。ちなみに2018年の調査ではアメリカが624、カナダ561、イギリス446、韓国415、日本は390、そして中国332となっている。