神社の宮司の世代交代がうまくいかず、無病息災などを願う野洲市の伝統行事の奇祭「火渡り神事」が行えなくなったという。
菅原道真をまつる野洲市の菅原神社は、昨年まで毎年2月に無病息災を願う伝統行事「火渡り神事」を行ってきた。
煙がくすぶる護摩木の燃えがらの上を素足で歩くことから、「滋賀の奇祭」として広く知られ多くの人が訪れる行事だったが、去年10月、行事を取りしきってきた神社の宮司が病気のため亡くなったことが大きな原因で中止となったようだ。
寺社仏閣の継承は全国的に問題になっている。
地域の中でしっかり結びつくが地域以外の方々と広く繋がるか、宗教の枠を超えて伝統文化として守っていくか、さまざまな方法があると思われるが、しっかり議論を尽くし、残していくものはきっちり残していくことが大切だ。
菅原道真をまつる野洲市の菅原神社は、昨年まで毎年2月に無病息災を願う伝統行事「火渡り神事」を行ってきた。
煙がくすぶる護摩木の燃えがらの上を素足で歩くことから、「滋賀の奇祭」として広く知られ多くの人が訪れる行事だったが、去年10月、行事を取りしきってきた神社の宮司が病気のため亡くなったことが大きな原因で中止となったようだ。
寺社仏閣の継承は全国的に問題になっている。
地域の中でしっかり結びつくが地域以外の方々と広く繋がるか、宗教の枠を超えて伝統文化として守っていくか、さまざまな方法があると思われるが、しっかり議論を尽くし、残していくものはきっちり残していくことが大切だ。