百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

ネット社会

2006-11-05 21:56:36 | 環境
ネット社会の到来といわれて久しいが、自分自身も、最近、TVはあまり必要じゃないが、PCはないと生活に困るようになってきている。携帯電話も10年前からは、考えられないほど普及し、今や手元にないと不安で仕方がない(逆に電波の届かないところや飛行機、新幹線等の乗り物に乗っている時は言い訳がしっかり出来るので落ち着けたりする・・・)。
ネット社会の到来と共に、新聞は消滅するかと思いきや、発行部数が減少しているとはあまり聞かない。仮想でイメージされていた社会と現実は確かに違うが、ネット社会は、もっと環境に留意した社会を創造するのかと思いきや、現実にはそうは至っていない。
便利さや効率を追求し始めると、人間の欲は果てしなく続く。やはり、どこかで、歯止めをかける必要がありそうだ。しかしネット社会では、工夫次第で時間と距離の短縮をいっきに進め、余分な紙やストック場所を不必要にし、環境にもやさしくなれるはずだ。でも、そうはならないのはどこに問題があるのか。ビジネス界では、ネット社会の到来と共に、情報量は異常に増え、それにともない仕事量は減るどころか、増大しているという。どこかで時間制限をしたり、量の制御をしないと人間の能力では対処出来ないようになっているのかもしれない。例えば、電波の届かない携帯電話のように、電気を止めるとか、電波を止めるとか、そういう必要があるのかもしれない。不便な中に、人間の知恵が目覚め、工夫が始まる。環境がもっと大切なファクターになっている現実に早く気づき、自らが行動を変える、そんなネット社会が望ましい。