FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



AIAの堀内昭利氏がおもしろいことをweb日記に書いている。
 
「円相場は想定通りのフジイ相場。円高容認なんでしょ?だったら、いくらまでなら文句を言わないのか?これを市場はテストし始めたようだ。(9月25日。夜中。)」
 
堀内氏のことは時々ここでも紹介しているが、現役為替トレーダー最古参の方。ドル円が300円の時代から、ドルマルクやドル円のトレードで鳴らした超有名トレーダーである。そのメインのトレード手法は、第六感。チャートやファンダも見るには見るが、基本は直感トレードだと思う。長年の経験で、今の動きがどのようなパターンなのかが分かるのだと言う。そのことはかれの著書や、彼やその親友であるチャーリー中山氏をモデルにした小説でも詳しく書かれている。だから、堀内氏のトレードは当たらない時もあるが、当たる時は異常に当たる。今回、彼はドル円は98円くらいから途中踏んでもショート一貫であってゆるぎがない。今ももちろんそうである。もともとドル円ショートが好きなお方なのだが、今回の見通しは確かであった。
 
「ミニスターオブファイナンス・フジイはどこまで黙っているのか?」そんな市場の声を聞きながら、ドル円がずるずる下げる展開なのかもしれない。



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週末はドル高が一段落したと思ったら急激に円高になってきた。今年の相場は主役がすぐに入れ替わるのでひじょうにやりにくい。ここで円高になる理由もあまりないのであるが、民主党の円高許容姿勢も若干影響しているのかもしれない。

それはともかく、まずは円インデクスの週足である。ごらんのように、今週は急激に円高になった。また、ここまでずっと観察してきたように、今年前半のMA40をはさんで上下にうごく一月サイクルの動きが弱くなり、単調に円が強くなる傾向がある。これはチャートを見るとわかるように、2008年3月と2009年年初の円高ピークを形成したときのうごきと非常に似ているのであって、MACDで見るように、ここから年末にかけて円高の山を作るのではないかという予測がますます有力になってきた。

前から書いているように、10月以降ドル円が下降し(主因は米国景気回復によるドル安とみる)、それによってドル円においては(相対的)円高となるという予測をさらに強くしておきたい。年末にかけて80円ちょうど程度まではあると見る。ドル安が主因であるので、クロス円の下降は前回ほどではないだろうが、ポンド円などは年末120円は十分にあるだろう。なお、ドル安駆動なので、さらなる強烈な円高は今回はないと考えている。いったん80円に落ちてもまた何かの要因で90円くらいまでには戻ってくるだろう。(おそらく、その戻りは、株価下落によるドル高によるのではないか。このあたりはまだ推測としては弱いが。)

ドル安プラス円高による70円(あるいはそれ以下)のドル円下降は、やはりドル円サイクルのボトムとなる2011年ということでいいのであろう。
 
あと、残された問題はこの1,2週のドル円である。このままリバウンドなしにずるずると下げていく可能性もかなりでてきているが、一度戻してからという見方も可能である。今日の段階では五分五分としたい。サイクル的には戻しが期待されるところだが、ごらんのようにドル円の月サイクルは現状きわめて弱い。ここからは短期ロングよりも、戻り売りの方が確実なのではないだろうか。


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ポンドがひたすら売られている。実際はカナダドルも売られているのだが、残念ながらトレードしていない。自分はトレードする通貨の範囲をメジャー通貨だけにしていて、カナダやランドは一切やらないことにしている。こういう時は残念だ。
 
さて、ポンド売りの余波なのか、ドル安が再開している。円高ドル安というおもしろい現象になっていて、ドル円も下げている。いろいろな通貨が好き勝手に動いていて完全にカオス状態である。

今後の見通しだが、乱高下が続くものの、ドルインデクス76あたりで動くという基本線は変わらないと見ている。ドル高とドル安が交錯する動きだろう。ドル円は、勢いで88円近辺まで落ちて、ロングをあらかた振り落としてから上昇になるのではないか。しかし、これでは94円を見ることができるかどうか微妙である。ポンドは、もう少し落ちるとポンドインデクスで下降シグナルが出てしまってさらに下を目指すことになる。テクニカル的な反発が一時でもあれば、絶好の売り時と考えている。全体として10月上旬くらいまで見通しが悪い状態が続くが、その後、ドル安再開となり、リスク選好相場が戻ってくるという見込みは変わっていない。次の大きなトレンドが形成される段階である。よい見通しをたてて次の中長期スイングトレードの計画をたてるべき時期だと思う。



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さて、ドルが反発したため、昨晩はポンドドルを売って寝たが、この段階でここまでポンドが売られるとまでは想像していなかった。昨日のキング総裁のポンド下落容認談話はかなり効いているようだ。この先もポンドが大きく上昇する目はあまりないので、月末までにはポンド円・ポンドドルとも大きくさがると予測できる。ユーロや豪ドルはそちらもやや下落すると思われるので、ユーロポンドやポンド豪ドルは動きが少ないだろう。

しばらくはいままでの調整局面になると思われるので、株式・商品が軟調に推移するはずだ。10月上旬と思われる次の転換期まではポンド売りを中心に進めてみたい。なお、ポンドドル、ユーロポンドなどは問題ないが、ポンド円は、ドル買いでドル円が上昇する可能性もあるので若干注意が必要だ。ただ、ポンドドルの下落が大きいのでせいぜい横ばいか、上げてもそれほどのことはないだろう。




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さて、NYも午後になってきたが、ドルストレートではユーロドル、豪ドルが下がっていて、ドル買いの様相になってきている。コメントで流れの変化を指摘された方がいたが、鋭い指摘であった。また、やはり、昨日述べたようなことで、ドルインデクスが76でひとつの壁になっている模様で、ここでユーロドル等は中期的天井を形成したと思える。ドルストレートでのドル売りはいったん撤退したほうがいいだろう。ユーロドルで1.44程度までの下げはあるかもしれない。なんどもドル売りにはだまされているのでまた流れが変化すればドル売りに乗っていきたい。
 
いずれにせよ、これはテクニカル的な反発であり、基調としてのドル安は継続していくものと見ている。また10月以降に再度、ドルインデクス76を試すものと思う。年末ぐらいまでにユーロドル1.5ぎりぎりを想定している。金も、もしかするとドル高のためしばらく軟調になるかもしれないが1100を目指す動きには変わりないはずだ。さがったら買いだろう。

ドル円も今度こそ上昇に向かうものと思うが、これまた、何度も失敗しているので断定はできない。ロングは小さいポジションに限るし、利食いも早いほうがいいだろう。

ということで、今後は、ドル買いだが、ユーロドルを売るのはどうも気持がよくないので、ポンドドルショート、そしてついでにユーロポンドロングあたりで考えてみたい。ドル円は上げたらそのたびにショートしていく予定だ。


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さて、ロンドンタイムとなって、早くから、ポンドが売られてきた。そしてドル円下降だ。だいたい、このところの傾向として、ドル売りといっしょにポンド売りが来るとまちがいなくドル円も下げてくる。ポンド売りがない場合は、円安も出てきて、意外にドル円が下がらない。この連関の理由がまだわからないが傾向としては確かにあるようだ。
 
さて、それはともかく、含み損となっていたユロポンL、ポンド豪ドルS、そして朝からやっていたポンド円Sなどがいずれも益が出てきた。ポンドについては、今後も上がればショートでいいと考えている。他の通貨に対してポンドを買うメリットはあまりないだろう。
 
しかし、ここまでドル円が弱いと、ドル円やクロス円でロングをする意味があまりなくなってきたような感じだ。年内ここからは少々踏むのを覚悟で、上げたらショートだけの一方向のポジションの方が能率がいいかもしれないと思い始めた。特に、ポンド円である。これについてはもう少し考えてみたい。




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FOMCは波乱もなかったが、前後でドル・ポンドの売り買いが激しかった。ドルインデクスは一瞬76を切ったがたちまち反発している。画像の週足でわかるように、ドルインデクスの76という値(水色の横ライン)は長い間の重要な節となっており、上昇も下降もここを過ぎると急速になる。今回ここで折り返して上昇に向かうのか、あるいは、しばらく揉んでから、76を切っていくのかは重要なポイントである。
 
今後景気回復・株価上昇ととすれば、しばらく76近辺で動いてから、切っていくと見るのが妥当である。これはいままでのリスク選好の動きの継続である。それに対して、そろそろ株価が下降に向かうとすれば、76をきっかけに反転するだろう。このふたつの動きのどちらかであるが、先にも書いたように、自分としては、ずっと後者を考えていたが、ここ一月の間に考え方を変更し、前者のシナリオ(まだ株価上昇は続き、2010年正月以降に下落が起きる)に傾きつつある。
 
ということで、このあと1,2週は76あたりで動いて、ややドル高めいた形も見られるが(ドル円も94円近くまで上がることもあるか)、また10月半ばから大きくドル安が進行するというシナリオを第一としていく。このドル安はリスク選好によるものであり、その勢いから、ドル円もつれて下がり、80円台を目指すと考えている。

なお、ポンド売りは、現在逆行中であるが^^;、一月単位ではまたポンドの問題点が露呈してくるだろう。ポジションも少ないので、ホールドしておく。その他、クロス円ロング、ユーロドルロングなども確実に落ちてくるまではそのまま継続である。


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ちょっと円安に振れたドル円だったが、たった一日でまた元のレベルに戻ってしまった。NY株価が好調だと、ドル安となり、ドル円まで下がるというおもしろい循環になっている。ユーロドルが1.48で安定しているのもおおかたの予測に反したものだが、FOMCでの動きに注目してみたい。
 
とにかく今まで継続していたドル円の月のサイクルがまったく機能していない状態なので、この面での予測ができないのがきびしい。円安の動きがでるかどうかはもう少し様子をみていきたい。
 
なお、コメントでご質問があったように、現在のドル安状況から考えて、株価の好調もさらに続くと見る見方に転換している。以前は10月で株価も限界としていたが、それは修正したい。さらに上昇していくものと思う。ドル円の長期サイクルでは1月から2月に大きな円高となると考えられるので、その付近に株価の変動もあるという見方に傾いている。ただし、根拠としては弱いものなのでさらに検討していきたい。



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さて、FOMCを前にまたドル安が再発してきた。ユーロドル、豪ドルが高くなっており、ポンドも高いが、ユーロポンドも高くなっているので、伸びは低い。金も高くなっており、全体的にドル安としか言いようがない。ついでにドル円まで再度引っ張り込まれている。ドル円が93円になるのは相当に至難のわざになってきている。
 
ということで、ドル円の短期の上昇、短期のドル高を予測していたが、ドル高の方はそろそろ怪しくなってきている。いずれにせよ、相対的なポンドの弱さは変わらないと考えるので、ユーロポンドのロングおよびポンドドルのショートは継続する。ポンド豪ドルもまた最低値を更新してきているので、数枚だけショートしてみることにする。これは観測用である。ユーロドルおよび豪ドルのロングは継続中。

なお、ドルインデクスが76ギリギリまで落ちてきているが、この76というところは、2008年に70近くまで下降したときに、かなりのサポートとなっていた値であって、ここを越えるには時間がかかりそうだ。


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特に予想に変化はない。円インデクスは明らかに下向きになり、ドル円上昇の方向はほぼ確定である。まだ91円ローはあるかもしれないが、ゆっくりと上昇するだろう。短期押し目買いでいいだろう。ただ、利食いは早くした方が良いのは昨日の状況の通り。

あと、イランが外貨準備をドルからユーロに変えたというニュースがある。これはちょっと大きなイベントかもしれない。政治的な意図があるのは明らかだが、原油決済のことなど含め注目すべき事象だろう。
 
金はどうやら1000ドルでサポートされているようだ。ひとまず安心していてよいのかもしれないが、気をつけつつ様子を見たい。



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