ポンドがひたすら売られている。実際はカナダドルも売られているのだが、残念ながらトレードしていない。自分はトレードする通貨の範囲をメジャー通貨だけにしていて、カナダやランドは一切やらないことにしている。こういう時は残念だ。
さて、ポンド売りの余波なのか、ドル安が再開している。円高ドル安というおもしろい現象になっていて、ドル円も下げている。いろいろな通貨が好き勝手に動いていて完全にカオス状態である。
今後の見通しだが、乱高下が続くものの、ドルインデクス76あたりで動くという基本線は変わらないと見ている。ドル高とドル安が交錯する動きだろう。ドル円は、勢いで88円近辺まで落ちて、ロングをあらかた振り落としてから上昇になるのではないか。しかし、これでは94円を見ることができるかどうか微妙である。ポンドは、もう少し落ちるとポンドインデクスで下降シグナルが出てしまってさらに下を目指すことになる。テクニカル的な反発が一時でもあれば、絶好の売り時と考えている。全体として10月上旬くらいまで見通しが悪い状態が続くが、その後、ドル安再開となり、リスク選好相場が戻ってくるという見込みは変わっていない。次の大きなトレンドが形成される段階である。よい見通しをたてて次の中長期スイングトレードの計画をたてるべき時期だと思う。
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