FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



さて、先のエントリーの長期チャートを見たところで、再度、当面の問題の研究である。画像は週末までの円インデクスであるが、長く続いた円高傾向もさすがに今日の満月に向かって、円安になってきたと言える。日足で二日の下落である。
 
それはいい。
 
で、来週からであるが二つの考え方がある。
 
1 今日の土曜日で円安の頂点なので、来週からは反転してまた円高に向かう。
2 今日の土曜日は市場が休みだったので、その分は来週にずれて週の初めは円安、後半から次の新月に向かって円高に反転する。

いちおう自分としては2を予想として9月8日(火)あたりを今回の円安方向のひとつの底と予想している。それは、このチャートだけではなく、ドル円の生のチャートの流れからみて、ドル円反転の可能性が高いと見ているからだが、念のため、上の二つのシナリオが成り立つことは書いておきたい。

しかし、この二日間、米国債も売られ、VIXも大きく下降しと、リスク懸念の低下に向いていることは間違いないのであり、2のシナリオが相当に優位である。



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前のエントリーで、円インデクスと満月・新月に大いに関係があることを述べた。そこに示したのは2009年の春以降の安定したところのチャートであったが、今回は、それ以前の2008年春から2009年春までのチャートを画像で示す。黒丸が新月、赤丸が満月である。私には、やはり、新月=円高、満月=円安の傾向があるように見えるのだが、気のせいだろうか?今年の安定した周期とは異なるが、それぞれが節目となる傾向があるように思う。

とはいえ、「傾向があるように見える」程度のことであり、これだけに頼ると痛い目に合うことは間違いない。参考までに頭に入れておくということになる。しかし、よく見るといろいろ面白いこともある。例えば、9月から11月の円高へのインデクス上昇期には、満月で円安になってもたちまち数日で反転してまた円高で上昇していること、2月からの下降期はまたその逆になっていることなど、興味深い。
 
ドル円のサイクル性についてはまた他のチャートでもお示ししたいが、ユーロドルなどとはまったく異なった強い月単位のサイクルを持っていることは間違いないのであって、その切り返しの節目になりやすいのが、満月・新月なのである。
 
9月5日、満月の晩に。


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