さて、月曜日からの為替相場であるが、ドル円とドル安の行方である。先のエントリーに書いたようにそろそろ転換があると思うが、時期は判別しにくい。いろいろな日柄から水曜日から金曜日の間の可能性が高いと見ているが、その場合、ドル円は89円あるいはやや下をつける可能性もあるだろう。その後、次の月曜からは円安に進むが94円までがせいぜいではないか。ドル安の方も来週どこかの段階でややドル高にむかった動きが見えるだろう。しかし、これも一時的なものと考えている。
基本の動きであるドル安はまだしばらくは継続し、またドル円の下降も新たに始まる可能性もあるだろう。ここから先の予測はきわめて難しいので慎重に考えたい。
GSRはRSIが底となっておりあきらかに反転上昇のきざしがある。VIXはまだ下降しているが、こちらも追って上昇しそうだ。ということで、来週はリスク懸念が軽く再開されるかもしれない。したがって株価も不安定な展開もあるかもしれない。GSRの月曜日からの推移を見定めたい。
なお、P&FではSP500インデックスはきわめて大きな上昇を示唆している。単純に計算すると1300もあり得るというとんでもない数値だ。NASDAQもダウも決して悪いP&Fチャートではない。ファンダメンタルからの悲観材料と、テクニカルの好材料とのアンバランスがあるが、このあたりを含めて、月曜日からはさらに考えていきたいと思う。昨日も書いたが、この先、為替と株価の乖離が進んで、ドル円大下降、株価大上昇となるというシナリオにやや気持が傾きつつある部分があるが、この点、さらにさらに慎重に見ていきたい。
| Trackback ( )
|