私は主に為替の予測をしている。で、ドル円は、このあと95円以上に一度戻してから、10月には大きく下げていくものと考えている。
で、従来だと、ドル円の下降は、株の下降と同義であったので、基本的にはドル円の下げ予測=株の下げ予測でよかったのだが、ここしばらくのドル円の下降は、むしろ株の上昇と歩を一にしている。つまり、従来の円高・ドル高型ではなく、ドル安が行きすぎた形のドル円下降なのだ。
とするならば、来月からのドル円下降時に必ずしも株の下降が伴わなくてもいいことになる。今までは、単純にドル円下降=株下落の筋書きにのっとって書いてきたが、このブログの読者には株取引をしている方も多いので、このことは念のため書き加えておきたい。
いろいろな兆候から株価もそろそろ限界だとは思うが、現在の株上昇によるドル円下降がさらに継続するという見方も捨てきれるものではない。一応第二のシナリオとして用意して、さらに検討していきたい。すでに金の週足が1000ドルを越え、どんどんとドル安が進行しと、従来にはないタイプの動きが進行中である。今後も従来の常識にとらわれない柔軟な考え方で先をみていきたいと思っている。
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