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アントニオ・カルロス・ジョビン (52)「メディテーション」アストラッド・ジルベルト、ジョニー・ソマーズ

 

 

 ジョニー・ソマーズ(Joanie Sommers)がローリンド・アルメイダ(Laurindo Almeida)と共演したアルバム「Softly the Brazilian Sounds」(1965年)から"メディテーション(Meditacao)"です。

 ジョニー・ソマーズはポップス歌手として"内気なジョニー" "ワン・ボーイ""すてきなメモリー"などのヒット曲もありますが、ファースト・アルバム「Positively the Most」(1960年)はアート・ペッパなどが参加したジャズ・ヴォールでした。もともとジャズも歌える実力派なので、「Softly the Brazilian Sounds」もローリンド・アルメイダの編曲とジョニー・ソマーズのややハスキーでソフトなヴォーカルが素晴らしい第一級のボサノヴァ・アルバムに仕上がっています。

 

 

 

 アストラッド・ジルベルト(Astrad Girbert)のファースト・アルバム「The AStrd Gilbert」(1965年)から"メディテーション(Meditacao)"です.。

 このアルバムはドリヴァル・カイミ"Dorival Caymmi)の"...and Roses and Roses"以外はジョビンの曲で「アントニオ・カルロス・ジョビン集」と言って良い内容です。アレンジがジャズ畑のマーティー・ペイチMarty Paich)で、ボサノヴァのつぼを押さえた美しいアレンジです。

 

 

 

 

 

 

 

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A・C・Jobim ㊿ 「メディテイション」 ジョアン・ジルベルト

 アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Calros Jobim)が1958~59年に作曲した”メディテイション(Meditacao、Meditation)"、作詞はジョビンの幼な友達で音楽家のニュートン・メンドーサ(Newton Mendoca)です。1960年代のボサノヴァ・ブームで、ブラジルだけでなく数多くの米国の歌手や演奏家がレコーディングしました。

 

 

 ジョアン・ジルベルト(Joao Girbert)の2枚目のアルバム「O Amor,Sorriso e a Flor (愛と微笑みと花)」(1960年)から"メディテーション(Meditacao)"です。アレンジ・プロデュースはファースト・ルバムと同じくアントニオ・カルロス・ジョビンです。

 

 

 

 ジョアン・ジルベルト、スタン・ゲッツ{Stan Getz)のアルバム「GETZ/GIRBERT #2(LIVE AT CARNEGIE HALL)から"メディテーション(Meditacao)"です。1964年10月にカーネギー・ホールで録音され、1966年にリリースされました。ベースはキーター・ベッツ(Keter Betts)、ドラムはタンバ・トリオ(Tamba Trio)の名手エリシオ・ミリート(Helsio Milito)です。ジョアン・ジルベルトの歌は1960年の録音よりもさらに力が抜け,囁くようなヴォーカルになっています。

 

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