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ニール・ヘフティ ⑪ フォー・フレシュメン「リル・ダーリン」、ジョージィ・フェイム「ガール・トーク」

 

 

 米国のジャズ・コーラス・グループ、フォー・フレシュメン(The Four Freshmen)のアルバム「The Swingers 12 Favorites By Four Freshmen 」(1963年)からニール・ヘフティ作曲の"リル・ダーリン(LIl' Darlin)”です。アレンジはビル・ホールマン(Bill Holeman)で、フォー・フレシュメンは歌詞なしでスキャットで歌っています。このアルバムは米国では再発されないままで、日本で1982年に東芝レコードからLPが発売されています。

  フォー・フレシュメンは1948年に大学の音楽仲間4人で結成され、メンバー全員がギター、べース、ドラム、ピアノ、ホーン楽器を演奏できます。1952年に"It's a Blue World"がヒットし、ファースト・アルバム「Voice in Modern」をリリース。オープン・ハーモニーの素晴らしさで、屈指のジャズ・コーラス・グループとして1950年代に人気を博しました。

 

 

 

 

 ジョージィ・フェイム(Georgie Fame)のアルバム「Georgie Does His  Thing with Strings」(1969年)から、ニール・ヘフティ作曲の"ガール(・トーク(Girl Talk)"です。

 ジョージィ・フェイムは英国の歌手、オルガンに・ピアノなどのキーボード奏者で、黒人音楽・ジャズに影響を受けています。1960年代には"Yea,Yea)"(1964年),"Get Away"(1966年)."The Ballad of Bonnie and Clyde"(1967年)の3曲が全英1位にランクされるヒットになりました。

 1969年はロックの時代になっているのに、ストリングスをバックにスタンダード・ナンバーやポップスのヒット曲を歌うアルバム「Georgie Does His  Thing with Strings」をリリースするとは、ジョージィ・フェイムはロックの人ではないことを示してしていると思います。アルバム「Sound Venture」(1966年)ではニールヘ・フティの"LI'l Darlin","Little Ponny"をレコーディングしています。

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