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1974年~の洋楽 ③ ジョージィ・フェイム「デイライト(Day Light)」

 

ねん

 

 ジョージィ・フェイム(Georgie Fame)はジャズとソウルを自身の音楽のバックボーンにしているために、1970年代からのロックの時代には合わなくなり、不遇の時代が続きました。1980年代後半のクラブ・ジャズ系の音楽の人気によって再評価され、1990年代からはジャズやソウルをベースにしたアルバムをコンスタントにリリースしています。

 1970年代はアルバム「Seventh Son」(1970年)「Goind Home」(1971年)の2枚は英のみリリース、「Fame and Price Together」(1971年)「All Me Own Work」(1972年)「Georgie Fame」(1974年)「Right Now」「That' What Friends Are  For」.(1979年)をリリースしましたが、チャート・インしませんでした。特にアイランド(Island)レコードから「Georgie Fame」をリリースした後は、1974年から1977年まではアイランドから5枚のシングル盤を発売しただけです。

 UPした曲はアイランドから5枚目のシングル盤で、LP未収録の"デイライト(Daylight)"です。オリジナルは黒人歌手ボビー・ウーマック(Bobby Woomack)で、アルバム「Safety Zone」(1975年)に収録されています。

 ジョージィ・フェイムは小粋に歌っていて、ソウルフルでポップという彼の一番良い面が発揮されている素晴らしいナンバーです。ヒットしなかったのが惜しいです。

 

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