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1967年のポップス ⑰ デイヴクラークファイヴ Dave Clark Five ”青空の恋” ”I've Got to Have a Reason”

 
 
  デイヴ・クラーク・ファイヴは1967年の春に、”青空の恋(You've Got What It Takes)"(東芝OR-1702)をリリース、全英28位・全米7位、日本では文化放送「オール・ジャパン・ポップ20」で、6月1日に20位で初登場、7月16日、30日に6位、8月13日に15位までランクされました。TBS「今週のベスト10」では、5月14日に19位で初登場、7月9日に最高位9位、7月16日13位にランクされました。
 洋楽ヒットチャート大事典(八木誠著)では、「1967年年間ベスト100」で60位に選ばれています。 マーヴ・ジョンソンの1960年のヒット曲(全米10位)のカバーです。
 デイヴ・クラーク・ファイヴらしい強烈なリズムと、マイク・スミスのパワーフルなヴォーカルに、厚いブラスが加わった、彼らの持ち味にあふれた後期の傑作です。今聴いても迫力満点で、オリジナルのマーヴ・ジョンソンより良いくらいで、イギリスでのチャートの低さが不思議になります。
 
 
 
 
 
 
  デイヴ・クラーク・ファイヴは1967年1月に、”I've Got Have a Reason"をアメリカのみでリリース、全米44位になりました。リバプール・サウンドと、DC5サウンドが合体したような爽やかなポップスです。   (Kann Dorao)
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1966年のポップス ⑨ デイヴ・クラーク・ファイヴ Dave Clark Five ”オーバー・アン・ドオー・バー” "アイ・ミス・ユー”

 
 
 デイヴ・クラーク・ファイヴ(DC5)はイギリスのグループで、1964年には”グラッド・オール・オーバーが全英1位のヒットを記録、アメリカでも”ビッツ・アンド・ピーセス” ”ビコーズ”など多くの曲がベスト10ヒットになり、アメリカではビートルズを抜くのは、DC5ではといわれるほどの人気がありました。
 強烈なドラムとサックスとキーボードを前面に押し出したサウンドと、マイク・スミスの豪放なヴォーカルが特徴です。
 アップしたのはアメリカで1965年11月にリリースされ、全米1位になった”オーバー・アンド・オーバー(Orver And Over)”(東芝OR-1447)です。日本では1966年1月に発売され、TBS「今週のベスト10」で1966年2月10日に13位になりました。
 
 
 
 
 
 
 デイヴ・クラーク・ファイヴのシングル盤は、日本では1966年に”マルベリー・ブッシュ(Malberry Bush)”(東芝OR-1460)(日本のみの発売)、”アット・ザ・シーン(At the Scene)”(OR-1497)、”トライ・トゥー・ハード(Try Too Hard"(OR-1521)、”目かくしの恋(Look Before You Leaps)”(OR-1532)がリリースされました。1966年は曲にめぐまれなかったこともあり、英・米・日本ともヒットにまではなりませんでした。
 UPしたのは”アット・ザ・シーン”のB面の”アイ・ミス・ユー(I Miss You)"です。”ビコーズ”のようなせつないメロディーの胸キュンポップスで、B面で発売されたのが惜しいと思ってしまう、DC5の隠れた名曲です。   (Kann Dorao)
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