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韓国ドラマ「太陽がいっぱい」①(KBS 2000年 全54話)

 
 
 
 韓国ドラマ「太陽がいっぱい」(KBS2000年全54話)は、期待以上のドラマでした。第1話の初まりは、大雨の中イ・ヒョチュンが子供を置いて逃げていくシーンから始まります。主人公二人、ユ・ジュンサンとパク・サンミンの子役たちの友情物語、大学進学までの紆余曲折、相手役キム・ジスとキム・ミンが加わって、更にドラマが予想のつかない展開になっていきます。
 キムジスの母親キム・チャンスクの普段より大げさな芝居と、兄のチェ・ジェウォンと子分のヤン・ドングンの馬鹿馬鹿しいほどの濃いお笑いにお腹を抱えて笑うほどでした。かわいいチョン・ダビンもユ・ジュンサンの妹役で登場します。
 後半はシリアスになっていきお笑いはなくなりますが、俳優の熱演に次ぐ熱演で、オ・ヒョンランの挿入歌も合い重なり、せつないシーンの連続でした。
 イ・ヒョチュンの正統派メロドラマの演技にはしびれました。
 ラスト53,54話は演技とは思えないほどの涙、涙の迫真の演技が続きました。久しぶりに、韓国ドラマの俳優たちの名演・熱演を堪能し、溢れる涙が止まらなくなりました。
 
 
緩急つけた脚本も演出も素晴らしく、上質な作品だと思います。韓国ドラマ「青春の罠」のように、上昇志向の強い男が女と子供を捨てるという設定で、後半は復讐話になります。
 日本ではKBSワールドで2009年10月の深夜に放送されました。イケメンがいない地味な配役ですので、最後まで観た人はどのくらいいるのだろうと思いました。
 余韻が強く残り、韓国ドラマへの熱が再燃。通販で12作品の韓国ドラマDVDを購入。ブログを更新する時間もないほど、夢中になってドラマ三昧の毎日を送っています。
 
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