Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

横浜発祥の清涼飲料(キンセンハゼ)

2022-07-05 19:02:31 | ハゼ科

台風4号が去って、また灼熱~な感じに戻っているやんばるです。

今日は午後の遅くにスコール系の雨。少しだけ涼しさを感じられたりも。

まあ、ほんの少しですけど…。

明日も後半に雨が降りそうな予報。

その後の一週間も晴れときどき曇の予報がずらりと並んでいますので、灼熱&スコールな空模様になるのではないでしょうか。

風は南。晴れときどき曇、一時雨。

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暑い日には水分補給が重要。清涼飲料水やそれに炭酸水を加えた炭酸飲料なんかをごくごくと飲むと水分補給プラス心地よさも得られたり。

炭酸飲料の代表格の一つに『サイダー』がありますが、これはもともとリンゴ酒を表す英語なのだとか。

日本ではリンゴに限らず様々な果物の香味がつくものを含め、アルコールを含まない無色透明の炭酸飲料の総称にサイダーという呼称が用いられているのだそう。

日本のサイダーの発祥地は横浜なのだそうで、1868年外国人居留地で設立されたイギリス系の薬種問屋が製造販売を始めたのだそう。

しかしこれは在留外国人向けの商品だったため、一般の日本人は飲むことが出来なかったのだとか。

日本人が作った最初のサイダーは、1875年にやはり横浜で『日の出鶴』という商品名で発売され、1889年に『金線サイダー』という名に改称、そして1899年に登場した王冠を使用した瓶入りの製品が、日本で本格的に流通した最初のサイダーなのだそうです。

サイダーと言えば『三ツ矢サイダー』をイメージする方は多いのではないかと思いますが、三ツ矢サイダーが発売されたのは1907年なのだとか。

この三ツ矢サイダーと金線サイダーは製造会社の合併により一時期は兄弟銘柄となっていたのだそう。

その後三ツ矢サイダーのみが残されたという経緯があるのだそうです。

■■

さて、金線といえば…

〈ハゼ科ハゼ亜科サラサハゼ属キンセンハゼ Amblygobius hectori 22年6月23日 沖縄島安和〉

画像はまだ幼い個体。

学名種小名は『Hector氏の』の意。献名ですね。

頭から尾鰭基底にかけて走る金色の縦線が特徴の本種。

幼い方が金色が目立つ印象です。

 

 

コメント
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