一日中ドンヨリ曇りな予報だったのですが、けっこう陽光を浴びられた本日のやんばるです。
ちょっと日焼けしたかも…。
明日の夕刻からは雨交じりになりそう。そして明後日はどストライクで沖縄島を前線が通過するようで、陸も海も荒れ模様になりそうです。
まあでも、週末にはまた陽光が戻ってくる予報になってますけど。
風は北~北東。晴れたり曇ったり。
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『閑寂さのなかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさ』
これは寂のこと。日本の美意識の一つである『わび・さび(侘・寂)』の寂です。
本来は時間的経過によって劣化した様子を意味しているのだとか。それが転じて人がいなくなって静かな状態を『寂れる』と表すようにもなったのだそう。
侘が心の不足を表すのに対し、それが外部にまで滲み出てくることを、寂と表すのだとか。
それが何故美意識なのかというと、貧粗・不足のなかに心の充足を見いだそうという意識が、人の世の儚さ、無情であることを美しいと感じる美意識なのだということのよう。
悟りの概念に近い思想なのだそうで、悟りにはほど遠い僕にはまあぼんやりとしか分かりません…。
同じ音で『錆』という言葉がありますね。
金属表面の不安定な原子が、酸素や水分などと反応して生成される腐食物のこと。
錆もまた時間の経過によって劣化することで現れますよね。つまり金属表面に現れる『寂』に『錆』という漢字が当てられたのだとか。
この二つの言葉は共通の起源を持つ『同根語』なのだそうです。
そう考えると錆びたものも美しく感じたり…、とはなりませんが…。
なにせ何でもかんでも油断するといつの間にか錆びている、という場所に棲んでいますから…。
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さて…
〈ウツボ科ウツボ亜科ウツボ属サビウツボ Gymnothorax thyrsoideus 20年12月24日 沖縄島安和〉
画像はペア。つまりサビとサビ…。
学名種小名は『テュルソスの様な形の』の意。
テュルソスとは酒神の杖のこと。ローマ神話ならバッカス、ギリシャ神話ならディオニューソスの杖ですね。
和名は錆を帯びたような色、すなわち錆色に因んでいます。
〈同種同個体 同日 同ポイント〉
イチャイチャしてました…。