Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

松の内(ホシカザリハゼ)

2020-01-07 19:25:39 | ハゼ科

1月ですが南からの風で汗ばむ陽気になった本日のやんばるです。

たっぷりの日差しで、エキジット後に風に吹かれても心地よく感じた一日でした。

明日は前線通過で、いったん平年並みの寒さになりそうですが、週末にかけてまた暖かくなりそうな予報です。

風は南東~南。晴れ。

■■

昨日から仕事始めだった方が多いのではないでしょうか。僕は昨年は大晦日まで潜り、今年は元日から潜る…というまあ普通の日が続いてる感じです。

それでも大晦日には年越しそばを食べ、元日の朝には餅を焼いて食べ、元日の夜にはおせち料理を食べ…。なんか、食べることでしか正月気分を味わってないな…。

正月のイメージはもちろん食べること以外にもありますよね。年賀状や初詣、羽根つき凧揚げ、書き初めとか。あと正月飾りなんかも。門松やしめ縄のことです。

お正月には年神様が各家を回るといわれているのだそうで、その年神様が家を見つけやすいように、家の目印として松の飾りを立てたことが門松の始まりなのだとか。

しめ縄は魔除けの意味があり、神域と俗世を区別する境界線で、年神様が訪れやすいように飾るのだそう。

我が家はすごく簡単に松だけを飾りましたけど、年神様は見つけてくれたでしょうか…。

本来の門松は松と竹と梅。松は樹齢数千年というものもあり、永遠の命の象徴なのだとか。竹は強風にも折れずに真っ直ぐ成長する姿から、誠実な心や強い意志の象徴なのだそう。梅は早春に他の花に先駆けて咲くために、出世や開運の象徴なのだそうです。

ところで、正月飾りはいつ外すのでしょうか。

一般的には、1月7日までが松の内とされ、それまでは正月飾りを飾ったままにするのだそう。つまり今日まで飾り、明日には外すということでしょうか。正月飾りをされている方はお忘れなく。

といっても、地域によっては15日まで飾るそうですけど。

■■

さて…

〈ハゼ科ハゼ亜科クツワハゼ属ホシカザリハゼ Istigobius decoratus 19年11月18日 沖縄島新里〉

学名種小名は『飾られた』の意。

星が飾り付けられたハゼ…ですね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする