雲は多いけど、印象としては晴れ空…って感じだった本日のやんばるです。
海はまずまずの凪。
水温が、ゆるやかに下降していってます…。
風は東。晴れたり曇ったり。
■■
『ダルマ』、『達磨』、そして『だるま』…。
三つの違いって、わかりますか。
『ダルマ』と書く場合は、仏教における法(サンスクリット語:dharma)のことで、法則・真理・説法・存在のことを指すのだとか。
本来は「保持するもの」・「支持するもの」の意で、それらの働いていくすがたである「秩序」・「掟」・「法則」・「習慣」等の事柄を示すのだそう。
『達磨』と書く場合は菩提達磨(サンスクリット語:bodhidharma)のことで、中国禅宗の開祖とされているインド人禅僧のことなのだとか。
『達磨』あるいは『達磨大師』とも呼ばれますが、この『達磨』の由来は前述の『ダルマ』から。
『だるま』と書く場合は、さらにこの『達磨大師』の座禅姿を模した置物または玩具のこと。
『達磨大師』は壁に向かって九年間座禅をし続けたことによって、手足が腐ってしまったという伝説があることから、手足のないあの形状で作られることになったのだそう。
多くが赤色をしているのは、赤が古来から魔除けの効果があると信じられていたからなのだとか。
『だるま』はほら、縁起物ですから。
『ダルマ』という仏教用語が『達磨』という人物の呼び名になり、その人物をモデルにした『だるま』という縁起物になったということですね。
因みに…
『だるま』から『だるまさんがころんだ』に繋がっていくのではないかと思われます。
『だるまさんがころんだ』という言葉自体には特に意味はないようですが、十文字というところがミソですよね。
鬼役の子が「いち、にい、さん、しい……」と十まで数えるより、「だるまさんがころんだ」と数える方が、数えるスピードの強弱をコントロールしやすいですから。
だから十文字ならいいわけで、僕が幼少の頃は
「ぼんさんがへをこいた」
と数えてました…。
■■
さて…
〈ハゼ科ハゼ亜科ダルマハゼ属ダルマハゼ Paragobiodon echinocephalus 17年9月25日 沖縄島安和〉
学名種小名は『棘のある頭の』の意。
確かに、本種の特徴である頭部の長く密生するひげがとげとげしいです。