Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

隙間住宅…(パンダダルマハゼ)

2017-11-27 18:27:06 | ハゼ科

予報よりもずっと陽光がタップリだった印象の本日のやんばるです。

風は弱く暖かな一日になりました。

明日は夏日の予報。そしてその先も数日暖かい日が続きそうです。

風は東。曇ときどき晴れ、一時弱雨。

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狭小な土地に建てられた狭小な住宅のことを、日本では『狭小住宅』と分類するそうです。

しかし明確な定義はないのだそうで、一般的に50平方メートル(約15坪)以下の土地に建てられた住宅のことをいうのだとか。

狭小住宅として最も有名な作品は、『塔の家』という建物なのだそうで、20平方メートルの土地に地上5階・地下1階を塔状に積み重ねた住居なのだとか。

狭小住宅に〈最も有名な作品〉があるということに驚いてしまいますが、住宅事情が厳しい日本ならではなのでしょうか。

と思っていたら、2014年の国際的な建築デザインコンペティションで優秀賞を受賞した作品は、狭小どころか建物と建物の隙間に住むというコンセプトの、言ってみれば『隙間住宅』的なものでした。

このデザインはデンマークの建築家のもので、ということはデンマークでも住宅事情が厳しいのでしょうか。

〈隙間に住む〉といえば、数年前のニュースで、テトラポッドの隙間に住む66歳の男性のことが紹介されていたのだとか。

北海道の海岸の堤防での話で、なんと彼はそのテトラポッドの隙間で16年間暮らしているという内容でした。

なんというか、究極のニッチ生活…ですよね。

■■

さて…

〈ハゼ科ハゼ亜科ダルマハゼ属パンダダルマハゼ Paragobiodon lacunicolus 17年10月17日 沖縄島安和〉

学名種小名は『隙間に住む』の意。

堅牢な、テトラポッド系の住居ですね。

あるいはジャングルジムの中に住んでいる…ような感じにも思えたり…。

 

コメント
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