Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

国産コーヒー(キャロットシードウミウシ)

2016-04-26 19:20:13 | ウミウシ

予報に反して気持ちいい空模様だった本日のやんばるです。

梅雨入りも少しずれたみたいですし…。

もっとも、局地的には降っているみたいですから、僕が出会わなかっただけなのかもしれませんが。

夕方、テレビの天気予報で、コーヒーの花が咲いたという話題が取り上げられていました。

沖縄県はコーヒーの産地だったようで…。

コーヒーの栽培ができる北限なのだそう。

今日まで知りませんでした…。

風は南西。晴れときどき曇。

〈ヨツスジミノウミウシ科ヨツスジミノウミウシ属キャロットシードウミウシ Facelina bourailli 16年3月29日 沖縄島安和〉

今までの人生で、一度もニンジンを育てたことはありません。

ニンジンだけでなく、ダイコンもゴボウもレンコンも…というか、野菜の栽培をしたことがありません。

ですから本種の和名を見て……

あっ、ニンジンは種から育てるのね…、という非常に基本的なことに納得してしまってたり…。

ニンジン=カロテンが豊富に含まれている、というイメージしかなかったものですから。

なんせカロテンの語源は、ラテン語のcarota、すなわちニンジンの学名種小名からですから。

カロテンは橙色光合成色素で、ニンジンの橙色の元なのだとか。

でもニンジンって橙色だけではないんですね。

黒・赤・黄色・茶色に白までいろいろな色彩のものがありました。

カロテンだけではなく、アントシアニンを含むものもあるそうで、それが多彩な色を生み出しているよう。

で、話を戻して、ニンジンの種。

画像検索してみたら、本種の背側突起にそっくり。

違った、本種の背側突起がニンジンの種にそっくり。

で、この名前に非常に納得してしまったり…。

 

コメント
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