Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

ベタベタ…(コクテンフグ)

2016-04-22 18:47:14 | フグ科

雨交じりでしたが、思ってたほど降らなかった…って感じだった本日のやんばるです。

雨がパラついてないときは、陽光たっぷりでもちろん夏日に。

もっとも雨でも晴れでも、風がベタベタに湿っていて、常に肌が潤ってる感じも…。

もう梅雨入り秒読み段階のようで、来週前半に梅雨入りしそうな雰囲気です。

風は南~南西。晴れ一時弱雨。

〈フグ科モヨウフグ属コクテンフグ Arothron nigropunctatus 16年3月24日 沖縄島安和グスク〉

コクテン=黒点といえば太陽黒点。

太陽の表面にあらわれる黒い斑点のこと。

実際には黒い色の部分も光を放っているのですが、周囲より表面温度が低いため暗く見えるのだそう。

低いといっても、約4000℃あるそうですが。

中国ではこの黒点から、カラスが住んでいるという伝説があるのだとか。

月にはウサギ、太陽にはカラスが住んでいるというわけですね。

そしてこれは日本の八咫烏伝説の基になっているのだそうです。

さて学名種小名は『黒い斑点』の意。

黒い斑点模様というよりは、たくさんのホクロがあるって感じですね。

ホクロ(黒子)はメラノサイトが周囲より高い密度で集まってできた斑点。

その語源は『ははくそ(漢字で書くとかなり汚い)』で、鎌倉時代に『ははくろ(母黒)』になり、そこからハワクロ→ハウクロ→ホークロと転じていって、室町時代末期にホクロになったのだとか。

画像の個体には泣き黒子あり…。

黒い斑点といえば眼状班。この黒班にそういった機能はあるのかなぁ…。

もう一つ……

黒天丼という真っ黒すぎて具材の見分けがつかない天丼があるのだそう。

画像を見る限り、とても美味しそう…。

具材にフグは含まれていませんが。

 

コメント
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