Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

のち雨な…(ビワガタナメクジ)

2015-06-05 18:28:45 | ウミウシ

日中は晴れ間多く、一日の終わりに強雨あるいは雷雨って感じの日が多いこの頃です。

ただ、予報では一日雨だったりするのですが…。

今日も前半から雨の予報だったのですが、結局降ったのは夕方。

何だか梅雨なのか、夕立なのかよくわからなくなるような…って感じも。

明日も一日中シトシト雨の予報ですけど、ホントに降るのかなぁ…。

もちろん、陽光あびながらのエントリーを期待してたりするのですが。

風は南西。晴れときどき曇、のち雨。

〈アメフラシ科ビワガタナメクジ属ビワガタナメクジ Dolabrifera dolabrifera 15年5月7日 沖縄島崎山〉

何とも表現しがたい体色・模様の本種。

正直地味~な感じも…。

でも何だがクネクネと愛嬌タップリに動くやつで、それが印象的な被写体だったり。

登ろうとしているのは岩ではなく小石。まあ、小さなこの子には丘なのかもしれませんが。

で、登り切ると…。

〈同種 同日 同ポイント 同個体〉

立ち上がってみたりして…。

見晴らしを楽しんでいるのでしょうか。

『ヤッホー』的にも見えたり…。

〈同種 同日 同ポイント 同個体〉

ビワガタは枇杷型、それとも琵琶型…なんて思っていたりしたら、果実の枇杷は『楽器の琵琶の形をした実』という意味の漢字なのだとか。

楽器の琵琶の方が先なんですね。

琵琶は中央アジアの遊牧民族から中国を経て日本に伝わった楽器なのだそう。

ビインとはねバアンとかき鳴らすところから、ビインバアン→ビンバン→ビバ→ビハ→ビワ、となったとか。

ちなみに枇杷のほうも中国が原産で、古代に日本に持ち込まれたものだそう。

枇杷の学名種小名がjaponicaなのはそのせいなのかな…。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする