Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

水無月(オショロミノウミウシ属の1種)

2015-06-02 19:15:13 | ウミウシ

今日九州と山口県が梅雨入りしたそうで…。

つまりはその辺りまで梅雨前線が北上しているということで、沖縄島は昨日から晴れ渡ってます。

今日のやんばるも、湿った風に吹かれながらギラギラの陽光をあび続ける一日でした。

さすが水無月って感じ。

もっとも、水無月って水の無い月って意味ではないらしいですけど…。

明日も日差しガンガンの予報です。

風は南西。快晴。

〈オショロミノウミウシ科オショロミノウミウシ属の1種 Cuthona sp. 15年4月27日 沖縄島ホーシュー〉

オショロ…ってなんでしょう…。

オショロミノウミウシ属のオショロは北海道小樽市の地名なのだそう。

漢字では忍路と書くようで…。

字面と読みにズレがあるような違和感を感じたりもしますが、それはオショロがそもそもアイヌの言葉だから。

地名の忍路には、アイヌ語の窪んだ尻という意味のオショロが由来だとする説と、アイヌ語の入り江・懐を意味するウショロが由来だとする説があるみたい。

どちらにしても不思議な響きですよね。

まあ、沖縄にも漢字を見ただけでは絶対に読めない地名は多いのですが…。

さらにいうと、うちの最寄りのバス停なんて『メージャフ』だったり。

もはや漢字も当てられてない…。

もちろん外国語ではありません。谷の前って意味らしいですけど…。

ところでこの『忍路』、漢字だけを見てると何だか忍者っぽくも思えてきたり。

だって『忍びの路』ですから…。

 

コメント
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