冷風やや強め…な本日の沖縄島です。
でもまあ雨なし日差しありで、そこはいいんですが。
水中も十分に明るいと、気持ち温かいような気も…。
もちろん水温は昨日と全く変わってませんが。
それでも光ありな海況の方がいいもんです。
風はやや強めの北。晴れのち曇、のち晴れ。
〈サンゴヤドリガニ科アシビロサンゴヤドリガニ属アシビロサンゴヤドリガニ(Pseudocryptochirus viridis) 12年10月4日 沖縄島安和〉
画像の個体が乗っかってるサンゴ、そんなに大きくもないのですが、アシビロサンゴヤドリガニに好かれる条件が整っているのか、いつ行っても5~6個体は住み着いてる状態。
それだけいるとたいていの場合、1個体くらいは穴から出てるのがいたりして…。
『あしびろ』感のある写真が撮れたり……。
寒気の南下でかなりヒ~ンヤリな朝から始まった本日の沖縄島です。
まあ冷え込んだのは沖縄だけではないのでしょうが…。
でも時間とともに陽光サンサンで、気持ちいい~感じに。
明日もこんな日差しを目一杯浴びれそうな天気予報にホッとしてたり…。
風は北。晴天。
〈オウギガニ科ヒヅメオウギガニ属ツブヒヅメオウギガニ(Phymodius granulosus) 12年9月13日 沖縄島ホーシュー〉
その名の通り、はさみ脚の腕部や掌部に粒状の突起が散在し、指部はひづめ状のオウギガニ科のカニ。
学名種小名も『粒状になった、微小な粒で被われた』
って感じで、ツブツブ…ブツブツ…な被写体。
まあ、そんなにそこが目立ってるわけではないですが…。
本日は立冬だそうで、確かに朝は寒かったり…。
まあヒンヤリな朝は今日だけではありませんが。
でも日中には気持ちいい陽光が降り注ぎ…。
朝と昼の気温差大なこの頃の沖縄島です。
風は北。晴天。
〈ヤドカリ科サンゴヤドカリ属アカツメサンゴヤドカリ(Calcinus minutus) 12年9月13日 沖縄島ホーシュー〉
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あ、どうも、アカツメサンゴヤドカリです。
その名の通り、ツメが赤いです。
ってホントは赤っていうよりは、朱色あるいはオレンジですけど。
まあ『朱に交われば赤くなる』っていうくらいですから、赤でもいいのかな。
あと爪かどうかっていうのも…。
まあともかく、鮮やかなマニキュアってとこです。
あ、違った。歩脚だからペディキュアでした。
それと先端だけじゃなくて、歩脚全体にオレンジの微小スポットが散在してたりしてますので、その辺にも注目していただけたりなんかするとうれしかったりします。
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なんてね…。
台風21号はようやく去ってくれました。
が、海は今日が一番荒れてる感じです…。
今年の沖縄への台風接近数は平年の1.5倍なんだとか。
まあでも、それもようやく終わり……
ですよね?
風は強い北西。曇りのち晴れ。
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〈サンゴガニ科サンゴガニ属アミメサンゴガニ(Trapezia septata) 12年9月8日 沖縄島ホーシュー〉
まあどうも、アミメサンゴガニです。
ご覧の通り、只今防戦中です。
さらによく見ていただくとわかると思いますが、私母です。
生まれてくる我が子のためにも、マイホームを守らなければ…です。
母は強しですから。
〈同種別個体 同日 同ポイント〉
あ、どうも、アミメサンゴガニです。
ダンナです。
僕も妻と子と我が家を守るためにがんばってます…。
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なんてね…。
今シーズンの沖縄島は台風に好かれているようで、17号も直撃コースで接近中。
まあ17号は沖縄島だけではなく、全国的に要注意なようですが…。
風は東~南東。曇のち雷雨。
テナガエビ科カクレエビ亜科ホソジマモシオエビ属の1種(Harpiliopsis depressa) 12年8月11日 沖縄島安和グスク〉
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サンゴの狭間で、彼は押しつぶされる。
その複雑にゆがめられた空間で、彼は扁平さを強いられる。
サンゴは檻か…迷宮か…。
いや、それは鎧で盾でそして砦。
あるいは彼と水中世界を結びつけるための回路。
彼はその回路に精密に繋がり、世界を探る。
サンゴのアンテナが、世界の重要な情報を彼に伝える。
その水彩の情報が、彼を安定させる。
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なんてね…。
雨交じり…かなり強烈な雨交じりな本日のやんばるです。
そしてダブルタイフーン…。
14号はともかく、15号は沖縄島にはかなり影響がでそうです。
何はともあれ、今は普通~に凪いでますが。
風は北東~東。曇一時雷雨、ときどき晴れ間も。
〈ワラエビ科ムギワラエビ属ホシゾラワラエビ(Chirostylus stellaris) 12年7月16日 沖縄島エンタープライズ〉
エビといってもコシオリエビの仲間でつまりは異尾類の本種。
スラリと長いはさみ脚と歩脚、そこに纏う細かな多数の斑紋が特徴。
それを星に見立てて『ホシゾラワラエビ』
学名種小名のラテン語も『星状の・群星の』でやはり斑紋から。
ずいぶん細長い夜空だなぁ…とか思ってみたり。
いやいや、8条の天の川って感じかな…。
ウミカラマツ類やイソバナ類、ヤギ類にくっついてる本種は、カラフルな背景を持つ被写体でもあります。