湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

秋葉原無差別殺傷事件加藤被告の言い分

2010-08-08 12:08:07 | Weblog
秋葉原で無差別殺傷事件を起こした加藤智大被告の記事が新聞に出ていました

私は検察側と加藤被告の主張の違いに興味を持ちました
そして、加藤被告にはまったく共感できない私ですけれども
犯行の動機については
加藤被告の言い分の方が正しいのではないかと思えました

検察側は

”派遣社員という境遇に不満を抱いていた”

としていますが、加藤被告は否定しています

当然でしょう
もし、派遣社員という境遇が殺意を抱くほど悲惨なものなら
日本中、殺人予備軍だらけになってしまいます

”職場で作業着がなくなったことを嫌がらせと考え、事件を決意した”

との検察の主張も、加藤被告は否定しています
その時点では、無差別殺傷事件は決意していないということです
これまた、当然のことです
自分の作業着がなくなり、それを自分への嫌がらせと誤解することはあり得ます
そんな時は、短気の人は、声を荒げ
腹立ちまぎれに何かをするかもしれません
だからといって、無差別殺傷事件は起こすとは考えにくいのです

”事件を実行するために刃物を購入した”

とする検察の主張にも
加藤被告は、友人との話のネタに購入した言っています
これについては、私はなんとも分かりませんが
言えることは、刃物を購入する人の99、99%以上は
殺人なんか考えていないということです

さらに検察は

”容姿にコンプレックスを持ち、交際相手がいないことを悩んでいた”

と、していますが
これに対し、加藤被告は

「それほど自分を不細工だと思ったことはない」

「彼女がほしいときもあれば、そうでないときもあった」

と、反論しています

写真で見る加藤被告は、たしかに、それほど不細工ではありません
それに、独身男性というものは
必ずしも、いつもガールフレンドがほしいと思っているわけではありません
まさに、ほしいときもあれば、そうでないときもあるのです

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