湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

吉田茂と新憲法・・・高山正之氏の見解

2019-01-19 14:47:03 | Weblog
日本国憲法は情けない憲法です
占領下で、日本人は自由を奪われていた時に
占領者のアメリカ人が、日本人に押しつけた憲法です
本来は、無効を主張して
すぐに改正すべきものでした

吉田茂が、憲法を大事にした理由は
シナ大陸の内乱に対し、米軍が日本人を
アメリカ人の代わりに投入することを避けるためでした

シナの内戦は、吉田の予想より早く終わりました
しかし、その延長で、朝鮮とベトナムで、内戦が起きました
アメリカは、これに介入し、日本人を兵士として使おうとしましたが
吉田は、これに抵抗し、憲法擁護を主張しました

吉田が、非常識で恥ずかしい新憲法を擁護した理由がもう一つあります
非武装の建前により、旧軍関係者の復活を阻止することでした
吉田は、旧軍、特に、陸軍を嫌っていました
陸軍は、吉田の家に、家政婦や書生として、スパイを送り込んでいたほどです
吉田茂と陸軍は犬猿の仲だったのです

吉田は、日本の軍人が純粋な愛国者ではないことを知っていました
軍人の多くが、共産主義の影響を受けており
民主主義も自由経済も否定し
独裁体制を目指していることを知っていたのです

吉田は、日本人を、米軍の手先にも
共産主義の奴隷にも、したくなかったのです

以上は
吉田茂と日本国憲法に関して、私の持っている見解です

高山正之氏は、週刊新潮に連載中のコラム「変見自在」にて

”達磨も恥じた”

と題して、私と同じ見解を述べておられます
まさに「我が意を得たり」の思いです
興味のある方は1月24日号をお読み下さい

新憲法 棚の達磨も 赤面し

と詠んだ吉田茂です
新憲法が恥ずかしい存在であることは百も承知でした
しかし、吉田は、その非武装憲法を逆手にとって
アメリカ人相手に、日本人を守るために、使ったのです
吉田の不適な笑みが、目に浮かぶようです
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