金が無い時は、金さえあれば全ては解決し、幸せに生きられると思うものです
ところが、いざ十分な金を得ても、欲は膨らみ、さらに金がほしくなったり
金目当てに近付いてくる連中が増えたり
金が無かった頃の仲間と疎遠になったりします
これは、とても寂しいことです
いっそ、昔の方が幸せだったと思えてきたりします
そうは思っても、もう、昔には戻れません
運命をいかに考えるか・・・それによって、その人の人生は大きく変わります
運命に背を向ける人は成功者にはなれません
成功者は、運命を真正面から受け止めた人です
必ずしも、受け止めたくない人生であっても
それを受け止めるところから人生は始まります
我が身を嘆くばかりで、運命に背を向ける人は成功者にはなれません
貧乏が何だ、病気が何だ・・・いろいろな不利な条件があっても
そこを出発点にして一歩を踏み出しな者だけに
ハンディーに負けない次の展開が待っているのです
背負ったハンディーのせいにして、前に進まない者は
ハンディーを背負ったままの人生を過ごすことになります
運命は球技におけるボールです
ボールを敵に取られてしまえば、ずっと守りに徹するしかありません
ボールを我がものとするところから、試合を支配でき、自由な攻撃が始まります
運命を掴めば、運命を支配することができるのです
ボールから目を離せないように、運命から目を離してはいけません