湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

景気を良くするために

2024-06-07 17:13:40 | Weblog

もし通貨の新規発行を停止し

夜間の商取引を禁じ、全てのお金は一旦金庫に納めるとすると

夜中の12時の各家庭や企業の金庫にあるお金の総額は一定になります

それでも、景気不景気はあるでしょうし

不景気になれば、人々は金が足りないと訴えるでしょう

 

世の中に流通する通貨の総量が変わらないのに

お金が足りなくなるのは、どうしたわけでしょう?

 

実は、社会の豊かさは、商取引の数量で決まるのです

ある人が金儲けをしても、その金を自宅金庫に保管し続けたとすると

その分、社会に流通する通貨の総量が減るので、景気は悪化します

将来に不安を抱える人々が、我も我もと貯金に励むようになると、さらに悪化します

 

田畑が不作になったわけでも無く、大都市が地震や大火で焼失したのでもないのに

不景気は、人々の心の中から発生します

人々の不安、そして恐怖が不景気を作り出すのです

 

景気は気です・・・気分の「気」です

気分を明るくすることで景気は良くなります

質素倹約や貯蓄を美化するのも程々に・・・

コメント
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