湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

知的権威主義の根源

2024-06-05 12:52:45 | Weblog

人に対して優位に立ちたいというのが人情です

ただし、これは優越感と劣等感のない交ぜになった感情ですから

気分的には楽しくないし、そもそも人と共有出来る感情ではありません

まあ、せいぜい名門大学の同窓生や名門企業の社員同士が共有できるだけです

 

人が同窓会が好きだったり、名門企業に入りたがる背景に、これがあるのかもしれません

ただ有利に人生を生き抜きたいだけでなく、人に優越感を持って生きていたいのです

確かに、それを感じさせる人は有名人の中にもいます

一流大学を出ていても、人をやたらと馬鹿呼ばわりしたがる人など・・・

 

私はそうしたエリート意識など持ちようない学歴の持ち主です

それに、名も無い中小企業の経営者です

ですから、そうしたマウントしたい感情を抱えて生きている人は別世界の生き物です

どうにも感情移入が出来ません

 

私も一流高校に入り、一流大学に入り、一流企業に入ったら

そんな感情を持ったのかもしれません

幸い、そうした人生とは無縁だったので、気楽に自由に生きられました

先入観無く人を見て、現実を合理的に解釈できる人間になりました

 

私が日本のインテリに感じる違和感

権威や流行に弱く、自分の考えがなく、すぐ物知りぶる・・・

その根源が学歴主義をベースとした権威主義教育であることが理解できると

彼等の軽薄と欺瞞の根源が分かり、日本の学会やメディアの問題点の根が分かるのでした

 

コメント
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