湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

間違うことへの恐怖

2024-06-01 09:38:07 | Weblog

学校秀才が誤る根本原因は何でしょう?・・・間違うことへの恐怖です

100点を取るような努力は、元々記憶力や理解力が良い子でなければ難しいです

ただ、学校の勉強は基本が暗記ですから、努力すればある程度できるようになります

 

良い点を取って褒められたり尊敬されたりすれば嬉しくなります

それが勉強への動機付けになります

そして、満点を取れるようになると、間違うことへの恐怖が生じます

何が何でも間違わないような方向に心理が向き、そうしたメンタルが形成されます

 

正しい答えを知るよりも、間違うことを恐れる・・・これが知性に悪影響を与えます

間違うことへの恐怖が生じますと、正解への執着が強くなります

学校の勉強なら正解はありますが、社会にも人生にも正解はありません

正解かどうかは、後になって分かるもので、正解か誤答かは事前には分かりません

 

大事なのか、結果をよく見極め

正解か誤答かを判断し、誤答であれば修正することです

ところが、誤答を認めることの出来ないメンタルでは、正解であると強弁するしかないのです

 

秀才達の犯すミスは、全て、その流れで発生します

誤りを認めず、誤魔化しと強弁で、修正すべきことも修正せず

傷口を深くし、破滅に至るまで間違いを続けるのです

 

 

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