学校秀才が誤る根本原因は何でしょう?・・・間違うことへの恐怖です
100点を取るような努力は、元々記憶力や理解力が良い子でなければ難しいです
ただ、学校の勉強は基本が暗記ですから、努力すればある程度できるようになります
良い点を取って褒められたり尊敬されたりすれば嬉しくなります
それが勉強への動機付けになります
そして、満点を取れるようになると、間違うことへの恐怖が生じます
何が何でも間違わないような方向に心理が向き、そうしたメンタルが形成されます
正しい答えを知るよりも、間違うことを恐れる・・・これが知性に悪影響を与えます
間違うことへの恐怖が生じますと、正解への執着が強くなります
学校の勉強なら正解はありますが、社会にも人生にも正解はありません
正解かどうかは、後になって分かるもので、正解か誤答かは事前には分かりません
大事なのか、結果をよく見極め
正解か誤答かを判断し、誤答であれば修正することです
ところが、誤答を認めることの出来ないメンタルでは、正解であると強弁するしかないのです
秀才達の犯すミスは、全て、その流れで発生します
誤りを認めず、誤魔化しと強弁で、修正すべきことも修正せず
傷口を深くし、破滅に至るまで間違いを続けるのです