湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

要人警護の問題

2022-07-10 18:29:39 | Weblog
安倍元首相暗殺について、私なりに思うことがあります

まず、警備の問題です
なぜ、警備関係車が全員安倍氏と同じ方向に向いていたのか
あれでは後方はまったく無防備です
そして実際、氏は後方から撃たれ殺害されたのです

次に、一発目の銃声の後です
安倍氏は伏せることも無く、警備の人も安倍氏に近付かず
そして2発目により、安倍氏は致命傷を受けました

どう考えても、以上の2点は警護ミスです
それも重大かつ基本的なミスです
素人でも分かるミスです

現場には奈良県警とSPがいたということです
報道では、別々に存在したという印象を受けました
実際はどうだったのでしょう
SPなら警護のプロのはずです
しかし、あの状況にプロの働きは感じられず
田舎のおまわりさんの集まりでした

元首相に対し、通常、SPが何人付くのか知りたいものです
私は大臣経験者と喫茶店の出入り口で鉢合わせしたことがありますが
彼には中年男性が一人一緒にいただけでした
SPには見えませんでした

日本で要人警護がどの様に考えられているのか知りません
おそらく、平和で安全な日本では
そういったことは、ほとんど、なされていないのではないでしょうか
それで実際、大した事件は起きていませんから
引退した人にまで、警察は余計な予算を使わないのかもしれません

ここに一つの問題があります
政治家は命懸けの仕事です
もし、引退後に警護が付けてもらえないなら
多くの政治家は、命懸けの仕事はできなくなるということです

巨額の闇の利権を持つ者を排除するような仕事は
誰もやりたがらなくなるでしょう
市役所あたりの仕事ですら、利権の匂いのするモノは色々ありそうです
要人警護が手薄になれば
闇の利権がはびこる温床にもなるということです

コメント
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