湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

県立神田高校の入試合否判定

2008-10-30 11:43:47 | Weblog
神田高校といっても東京の高校ではなく
平塚にある神奈川県立高校です

この学校は調査書と面接の点数の他に
受験生の態度や服装、髪型などに独自基準を作り
合否判定を行っていました

産経新聞では
「胸ボタン外し」「髪染め」「つめが長い」
「スカートが短い」「ズボン引きずり」などが
チェック項目として挙げられています

神奈川新聞では
「態度が悪い」「髪を染めている」
「まゆ毛をそっている」「スカートが短い」
「化粧をしている」「ピアスの穴がある」などを挙げています

いずれにしろ、それを理由に不合格にしても
特に問題にならない項目だと思います

面接試験があるのですから
本来であれば、こうした受験生は
面接の段階で、不合格とするのが正しいのです
私立高校だったら、間違いなく、そうなります
それができなかったのは
入学試験と合否判定システムに問題があったと考えるべきです

高校入試の話しですから、受験生は中学生です
高等学校は高等教育をする場所であり、義務教育ではありません
中学生としての基本もわきまえていない者を
不合格にするのは当然です

しかしこれが、猛烈な批判を受け
校長はじめ学校幹部は、記者会見で揃って頭を下げ、謝罪しているのです
どうして、そこまでして、謝罪しなければならないのか
記事を読んでも、どうも明確な理由が分かりません

公表した選考基準以外で合否判定をしたことと
神奈川県教育委員会の基準と異なる合否判定をしたことが
その理由らしいのですが・・・

いずれにしろ、その合否判定方法が
神田高校に学ぶ生徒達にとって、相応しい選考基準であったかどうかは
神奈川県教育委員会は、問題にしている様子はありません
自分達の作った基準に逆らったのがけしからん・・・ということでしょうか?
・・・どうも、よく分かりません





コメント
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