母乳の話し・・・子育てのコツ６

母乳について話します
母乳を牛乳のようなものだと思っている人もいるでしょう
牛乳よりはずっと甘くて、あっさりしています

私が飲んだことのある母乳は、母親のと姉のと妻のです
母親の母乳の味は憶えていません
姉の母乳と妻の母乳は、どちらも甘かったのを憶えています

母乳は、よくできていて
夏の暑い日、赤ちゃんも喉が渇いているだろうと思える時は
始めはうすい、喉の渇きを癒すような母乳が出て
そのあと、濃い母乳に変わるのです

赤ちゃんが生まれて、最初の頃に出る母乳は
少し黄みをおびて、濃厚です
これを初乳と呼んで、医療関係者は重視します
多様な成分、特に免疫に関わる成分が含まれているといわれています

初乳の成分が通常のものと違うのは、牛乳の場合も同じです
ですから、酪農家は初乳を出荷せず、捨ててしまいます
捨てないときは、これに酢やニガリを加えて豆腐を作ります
なかなかオツな味です

妻は母乳とミルクを併用して５人の子供を育てました
赤ちゃんは、圧倒的に母乳が好きで、粉ミルクを何種類も試しました

赤ちゃんが飲まない時の母乳は
「母乳パック」に入れて、冷凍保存しました
解凍して飲ませると、赤ちゃんはミルクより良く飲みました

次男が生まれた時は、長女はまだ３歳でした
それでも、ママが忙しい時は
自分で冷凍母乳を解凍して、次男の世話をしていました