湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

体罰・・・子育てのコツ13

2008-10-13 12:49:54 | Weblog
長男が1歳になる少し前のことでした
数人の親戚が我が家を訪れた時
長男がぐずり、泣き喚き、どうにも手が付けられなくなってしまいました
今から思えば、知らない大人が沢山いたので
興奮してしまっただけなのでしょうけれど・・・

私は長男を抱きかかえ
当時寝室にしていた2階の部屋に上がると
なおも泣き喚く長男の尻を出し
手のひらで数回、強く叩きました

長男は静かになり
そのままぐったりとしていたので
そこに寝かして、私は階下に降りてきました

私は長男に怪我をさせないように尻を叩いたのですが
これが怒りによる行為であることは、自分が一番よく分かっていました
”幼児虐待”という言葉が頭をよぎり
この日のことは、けして忘れられない記憶となっています

これ以降、私は体罰に慎重になり
その後、長女が生まれた時は
この子には体罰はしない・・・と心に決めていました
実際、1歳になるまで、長女には一度も体罰をしませんでした

長女が1歳の誕生日を過ぎて間もない頃のことでした
当時、長女に関して、私達夫婦に一つの悩みがありました
長女の”拾い食い”がなかなか治らないことでした
手にしたものを口に入れてしまう癖です

その日、めずらしく私は家でタバコを吸い
目の前の灰皿に、吸殻が1本入っていました
すると、いつの間にか長女が現れ
あっという間に吸殻を口に入れてしまったのです

私は慌てて、長女の口の中に指を入れ、吸殻を取り出しました
慌てていたので、口の中に傷を付けてしまって、少し血が出ました
長女は大声で泣きました

しかし、その後、劇的な変化が起きたのです
あれほど治らなかった長女の”拾い食い”が
その日を境に、ピタリと止まったのです

私は体罰の効果を確信しました
やはり”痛み”とともに憶えさせなければならないことがある・・・と
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