無意識日記
宇多田光 word:i_
 



光はカラオケでSADEを唄うと云っていたが、この曲なら圭子サンにも唄って貰いたいなと思った。この母娘、公にデュエットしたのは札幌の1回キリか。昔から娘に母の歌を唄って欲しいとのリクエストは多いが、私は寧ろ母に娘の歌を唄ってみて欲しい。BeMyLastなんかどうだ。「かあさんどうして」。コッチが訊きたい。Celebrate。ベガスじゃなくってイビザのイメージだっけ。TakingMyMoneyBack。笑えない。イヤ真面目な話1番ハマるのはドラマとPoLだろうか。流石にもう表舞台で唄おうとはならないかもしれないが美空が居ないんだからヒカルの歌唄える日本人アンタ位しか居なくはないか。1度位、どう?

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




然し詞世界は日曜の朝とHステで対照を為す。幸せも不幸せも喜びも悲しみも皆等距離にあって、ソレでも尚一緒に居たいと思える相手と過ごす時間。私には至高のラブソングに響く。が、過去形の文末が聴き手に楽園からの緩やかな追放を与える終局の余韻はやや感傷的か。日常のフリをした非日常の、夢の時間。他方心の電波という逸脱気味の比喩が描くのは現実的な、有り触れ切った恋人同士の別れの場面だ。光が実体験に基づいてると強調するのは後者の方。間にWINGSを置くと物語の繋がる感覚があるが、果たしてコレがオートマムビノン初恋に続く別れ話3部作なのかは判らない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




光の唱法はマイク使用前提の発声である。ホノルルでi_は公演前曲毎にスタンドマイクハンドマイク何れを使うかチェックしようと意気込んでいたのだが、桜で鍵盤弾き語りという予想外の展開を見せた為その後は何だか記憶がアヤフヤになった。仕方のない私だ。マイクの使い分けには、声量に応じて距離や角度を変える必要があったり、発声が直立姿勢を要求すればスタンドを用いたりと各々に用途と目的がある(筈だ)。ITF10では両腕で歌詞に合わせたアクションをとるなど新味もあったし最後はマイクを投げたりしてたみたいなのだが、まぁそのうちDVD/Blurayが出るだろうからその時にチェックしませう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




取り分けメロディが地味なのが日曜の朝とHeartStationの2曲だろう。然し、朝は光がUBで1番好きな曲でありHステはタイトルトラックという重要な位置を占めている。サウンド的にも両者は似ていて、マリンバみたいな音色のキーボードがミドル~ロウレンジで律動的に蠢いている点など兄弟曲な雰囲気だ。コレは、メロディの地味さを邪魔せずに然しサウンドにフックとグルーヴを与えてリスナーを巻き込むには、絶妙な音域のチョイスなのである。ベースまで下げてしまうと不穏さが出てしまうし、オクターブ上げてしまうとメロディの邪魔になる。地味なメロでも曲調をPopに纏める手腕がメロディの幅広さを助けているのである。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ある雑誌のWeb版にNY公演記事。畑違いなのに取り上げて貰えるとは有り難いが、インタビューを受けた当人が米欄の先陣を切って偏向を指摘するというスリリングな展開。昔は雑誌記事に異論あっても憤懣遣る方ないだけだった。よい時代になったわ。確かに、USでの売上を2,3千枚とする等事実誤認があり記事としての信用性は損なわれているが、バックコーラスの人工性他当blogでも指摘した点にも触れており参考になる箇所は幾つかある。USで光が更に売れたらこの記事が好意的にみえる位の偏向記事で溢れ返るだろうから、今の内にファンとしての対処法を学んでおきたい所だ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




傾向が1ッ確実にある。ライブで合唱し易い曲が少ないのだ。当たり前だ、自分の世界を構築するのに執心な人が率先して皆と一緒に何かをしたがる訳もない。光にも当然この傾向が強い、と思っていたからハワイで客がやたら唄うのをみて笑ってしまった。メタラーなi_は合唱大好き人種なのでライブハウスでの唱和は慣れてたが、まさかUtaDAのLIVEでねぇ。アーティストの特性とか無視かよと。光も嬉しそうだったけど内心の驚きは如何許りであったか。自分で唄う為でなく皆で唄う為に曲を書いてみると新しいメロディが生まれる気もするが、日本のファンはシャイだから実際はどうなるコトやら。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




ソロアーティストの名前が圧倒的に多い。ナインインチネイルズはトレントレズナーの、ブルーナイルはポールブキャナンのプロジェクトみたいなもんだし、クイーンと書かずフレディマーキュリーと書くのも昔から徹底している。ジミヘン然りレニクラ然り光にとっては"人1人"が好きの基準であって何人の集団というものへの愛情は比較的涌き難いのかもしれない。唯一、コクトーツインズだけはバンド単位での選出といえそうだがココの場合存在自体が抽象化されており"人0人"なサウンドコンセプトの名称と云った方がイイ。ま、『しかし私は、チームを応援するっていう意識が理解できないみたい』と光もメッセ031019で自ら述べてるコトなのですがね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




2月登場の新曲キャンシーは大ヒットドラマの大ヒット主題歌となった。又、06年UUツアー後は既存曲ぼくはくまのリリースを経て大ヒットドラマの大ヒット曲FoLを発売。こう並べると"ライブでファンの顔を観た直後は大衆受けする曲が書き易いのかい?"と安直な仮説を立てたくなる。"誰にも観られない中でのパフォーム"が啓発となったNYショウケース後にリリースしたBMLはえらくリスナーを選ぶ曲だったよね、とか畳み掛けると説得力が更に増すか。ITF10は光が過去最も楽しめたツアーの筈だ。超至近距離で聴衆のキラッキラ笑顔パワーを浴び捲った直後の今。となれば次の新曲は"熱心なファンに特にウケがイイ"作風になるのかも。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨日からNHKのニュースに迄登場している。何が凄いってこの数字が純粋に中身の評価である事だ。ヒカルには人類音楽史上最高記録である初週300万枚の記録があるが、あのHステが計100万枚であったコトを顧みるとコチラの数字が内容の評価とズレているのはかなり明らか。ワンピは違う。今過去最高に面白いのだ。iPodとiPad/Kindleの投入時期の差を鑑みれば音楽の方が出版よりネットの影響が早く大きかったと推論出来るものの、中身が化物(実際、ちゃんと完結すれば人類最高の文化の1ッとして宇宙史に名を遺すだろう)なら時流を跳ね返してココ迄の数字が出せる。正直、羨ましい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




各地でCDショップが消えつつある。中古盤巡りに1日費やした事が何度もある身としては淋しい思いもあるが、ソレ以上にネットの恩恵を受けているのだからもう後には戻れない。光も日本でインストアイベントにあたるものをした事がある。ソレも、ストアがなくなれば今後はムリだ。光にとってもCD屋は幼少の頃から親しみある存在な筈。何かやるなら今のうちだろう。Hステでは全国のラジオ局と連動したプロモーションを展開した。皆ステッカー持ってるか。今度は小売り店を元気づける企画を立ち上げてみてはどうか。ステッカー第2弾的な安直な方法でイイじゃないか。勿論光が直に顔出すのが1番イイんだがな。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




昨夜触れたムビノンや、同じく1stの甘いワナ等は以降の光が書いていないタイプのサウンドだ。特に、ベースラインの作り方が異なる。そもそもベースという楽器の捉え方が違うというべきか。トラベの有名なオブリガードも光のアイディアではない気がする。まずパーカッションのリズムパターンがあってソレを補足する意図でルート音を入れている印象だ。ベースラインが全体のグルーヴを引っ張る、という甘いワナのタイプの曲は全く少ない。勿論、お陰でメロディラインの自由度が損なわれないのでヨシアシなのだが、今後バンドサウンドに挑戦した暁にはグルーヴ主体もあるかもしれない。日本はともかく、USではウケるんじゃないかな。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




姿を現したヒカル、音楽上更に衝撃的だったのはムビノンの登場だった。何故16になったばかり(即ち書いた時は15歳以下)の小娘が80年代ハウス風のピアノ&ビートを90'sにアップデートさせたサウンドの曲を書く!? ヒップホップ以降のR&B路線じゃなかったのアンタ?? こんな曲調を2ndシングルに持ってくるなんてコイツ"本気"だな! 何より何だこの予測不能のメロディラインと詞の乗せ方は!! 本当に日本人か? コレは間違いなく世界に羽ばたく才能だ―1発聴いてそう思った。オリコン初登場第1位。時代に押し潰されない光の強さを示した1曲だった。まぁ今の化物じみた作曲力からすればカワイイもんだけどね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




現在幾つかある筈だが、歌詞はそのまま使えるのか。キプトラで公務志望に夢がないと唄うのがハマったのも当時の世相を反映してのコトだし(今もあんま変わってないけど)、FYIでMP3と歌えるのも今のウチの話だ。今のコがムビノン聴いても"PHSって?"な可能性もある。一方、例えばキスクラがリリース機を1度逸したとしても、3年待ってリリースすればよかっただろう(また冬季五輪だ)。今眠っている新曲も、MP3やPHS等のテクノロジーの直線的不可逆的な進化を反映してるなら早く出してしまうべきだし、円環的可逆的変化の中にあるならまた次機を待てばよい。何れにせよ早く聴きたいですよ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今現在、googleで「無意識」と検索すると、
“他のキーワード”の欄で「集合的無意識」に次いで2番目に「無意識日記」が出てくる。(驚)
検索順序としては、16番目。

なお、「無意識日記」で検索すると“他のキーワード:宇多田ヒカル 無意識日記”と出る。

嬉しい。(笑)


タレコミさんくすでした~

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




EVA次作が序破急3部作完結編なら主題歌はBWだろう(4部作なら話は別)。然し次もリミックスや別Ver.だとするとどんなテが有り得るか。アカペラも考えた。が、"涼宮ハルヒの消失"のEDテーマが全編アカペラだった事に拍子抜けしたとの評を見かけた。曰く、途中からバンド等が入るのを期待したんだとか。事前バイアスがあるとこのテは難しい訳だ。英語VerやインストVerも似た理由で却下か。もしバラードVerを作れたら大したモンだが。でなくば後は歌詞を新しくするのが1番衝撃的だろうがi_的には気が乗らん。今の詞はヱヴァの最終作にこそハマると信じているからね。(←破に新曲期待したクセに;)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ 次ページ »