無意識日記
宇多田光 word:i_
 



秋の夜長ベートーベンの月光悲愴を聞きながら宇多田ヒカルの最新メッセをリアルタイムで読む。同時代同一言語を共有する人間が享受できる至高の贅沢だ。そういえば彼は作曲家であると同時にピアニストでもあった訳で、当時当地に居た人達はリアルタイムで彼の書いた曲を彼の演奏で楽しめたんだな。作曲者自身による演奏歌唱の持つ説得力、光のライブを観た人なら共感して貰えるかもしれない。細部のどの音符に込められた想いも総て把握して曲が奏でられる。その上、舞台に立つ度に又新たな解釈を加えてゆけるのだ。少々声が不安定だろうがそのテのスリルには代え難いモノがあるのよさw

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光が何かコメントする事は…無理だろうなぁ。史上初の黒人大統領は歴史的快挙。音楽の世界だと、でも、差別や偏見を一旦置いても事実として肌の色と音楽性にはある程度相関がありそうな雰囲気だ。歴史的理由文化的理由身体的理由(演奏技術を支える身体的機構等)全部あるっぽいが、アジアンは米市場ではそもそも偏見以前に認識すら持たれていないっぽい。UtaDAがアジアンである事と米国人である事の何れを前面に押し出すかで、日本人やアジアンの"未来の音楽史"が変わってゆく…のかもしれない。まぁ、曲を聴いて楽しむ僕らの"今"は、大して変わらないだろうけども。

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